教育機関向け認証ソリューション
2025-09-25 11:54:37

サイオステクノロジー、教育機関向け認証ソリューションを開始

サイオステクノロジーが始めた新しい認証サービス



概要


サイオステクノロジー株式会社が、大学や文教分野を対象とした新たな認証ソリューション「SIOS Shibboleth IdPサービス」の提供を開始します。このサービスは、学術認証フェデレーションで広く使用されるShibboleth Identity Providerをコンテナ化し、顧客のAzure環境への導入を円滑にすることを目的としています。2025年10月1日よりサービスが開始され、初期費用を抑えつつ迅速な運用が実現可能となります。

学術認証フェデレーションとは


学術認証フェデレーション(学認)は、大学と電子リソースを提供する機関から成る連合体です。ユーザーは大学のアカウント情報を用いて、契約している電子ジャーナルへアクセスできるため、学内外問わず便利に利用できます。また、シングルサインオン機能により、一度の認証で複数のサービスを利用することが可能になっています。

課題の解決


ただし、これらのサービスを利用するためには、専門的な技術知識が必要となり、知識を持つ教職員の確保や、運用にかかる費用が大きな課題でした。サイオステクノロジーはこの課題を解消するため、Shibboleth IdPをコンテナ化し、Azure基盤への導入を支援します。

サービスの特徴


1. 可用性・拡張性・バックアップ


Azure環境を採用することで、高い可用性と拡張性が実現されており、バックアップも標準で提供されています。

2. Shibbolethとの親和性


Shibboleth IdPのネイティブ動作を実現し、学認技術仕様との高い親和性があります。

3. 管理の簡易化


管理者はWeb画面から学認のSP管理やログ確認を簡単に行える機能が提供され、運用の負担を軽減できます。

4. 定期的なアップデート


定期的にソフトウェアアップデートを行い、緊急性の高いセキュリティアップデートも適宜実施します。これにより、参加機関は最新のShibboleth IdPを常に利用でき、管理の負荷を低減します。

料金体系


初期導入費用は80万円から、保守費用は年額96万円からとなっており、これに加えてAzureの利用料金が別途かかります。詳細な情報はサイオステクノロジーの公式サイトに記載されています。

今後の展望


「SIOS Shibboleth IdPサービス」を通じて、顧客からのニーズを積極的に聞き取り、サービスの機能追加や改修を行うことで、さらなる向上を図っていく予定です。

サイオステクノロジーについて


サイオステクノロジーは、オープンソースソフトウェアを活用したシステムインテグレーションを基盤に、SDKやSaaS開発などを行っています。今後もデジタルトランスフォーメーション領域での革新を追求し、社会に貢献してまいります。

関連ウェブサイト: SIOS Shibboleth IdPサービス


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会社情報

会社名
サイオステクノロジー株式会社
住所
東京都港区南麻布2-12-3サイオスビル
電話番号

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