新アート誕生!
2025-05-08 16:20:52

渋谷ヒカリエに新たなアートが誕生!尾花賢一氏の壁面作品を公開

渋谷ヒカリエ内にあるヒカリエデッキにおいて、2025年5月4日に「ヒカリエデッキ壁面アートプロジェクト」の第8弾作品が公開されました。このプロジェクトでは、年に数回、様々なアーティストの作品が大規模な外壁に掲示されることで渋谷の街に新たな文化的風景を創出しています。特に、今回の作品はアーティストの尾花賢一氏によるもので、高さ3.3m、幅10mの大きな壁面がキャンバスになっています。

尾花氏は、地方出身のアーティストとして渋谷という都市に対する特別な思いを持っています。彼にとって渋谷は、羨望や畏怖といった感情が同居する特異な場所であり、作品制作を通じてその土地の歴史や文化に深く関わることで、豊かな表現へと繋がったと語っています。作品自体はヒカリエデッキ全体に広がっており、訪れる人々に柔らかく誘いかけるような構成が特徴的です。特に、デッキの構造は多様な目的を持つ訪問者で賑わうため、作品がどの方向からでも出会われる可能性を意識して設計されています。

ヒカリエデッキは、2021年にオープンした歩行者専用デッキで、東京メトロ銀座線の線路上に設けられています。このデッキは、生活文化の情報発信を目指し、地域の憩いの場ともなることが期待されています。本プロジェクトが始まった背景には、再開発が進む渋谷の中心において公共空間に自由な表現が flourish する場を作りたいという思いがあります。

尾花氏は作品について、「広大な空間を長期間使わせていただけることに、作家としての喜びを感じています。来訪者の視界に自然と入り込み、気軽に感じてもらえる作品を目指しています」と述べています。その言葉からは地元の文化に根ざしたアートが、渋谷という街に新たな価値をもたらすことへの期待感や、鑑賞者との対話を重視する姿勢が伺えます。

今回公開された作品「ナウ渋谷」は、2025年9月末までの期間限定で公開される予定です。今後もヒカリエデッキでは、さまざまなアーティストによる新作が披露される予定で、その都度新しいアートカルチャーの波が生まれるでしょう。

また、尾花氏のプロフィールにも触れておきたいところです。1981年に群馬県で生まれ、秋田県を拠点に活動している彼は、人々の生活や土地の歴史をテーマにしたドローイングや彫刻を手がけています。また、最近の展示としては「国際芸術祭あいち2022」や「瀬戸内国際芸術祭2022」などにも参加しており、その活動は多岐にわたります。

このように、渋谷ヒカリエにおけるアートプロジェクトは単なる展示にとどまらず、地域の文化や歴史と深く結びついています。訪れるすべての人々に新たな発見と感動を提供するこのプロジェクトに、今後もぜひ注目してください。


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東急株式会社
住所
東京都渋谷区南平台町5番6号
電話番号
03-3477-0109

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