特定技能ビルクリーニング分野をけん引するONODERA USER RUN
株式会社ONODERA USER RUN(以下、OUR)は、厚生労働省から「特定技能ビルクリーニング分野に係るオンラインセミナー及び受入れ状況調査実施業務」を正式に受託しました。このプロジェクトは、特定技能制度を利用して外国人労働者の受入れを進め、ビルクリーニング分野における人手不足を解消するための重要な取り組みです。
ビルクリーニング分野の現状
ビルクリーニングの分野は生産性向上に向けた取り組みを行いつつも、依然として深刻な人手不足に悩んでいます。厚生労働省が発表したデータによると、特定技能1号で働く外国人の数は、令和5年末には3,520名に達し、令和6年末には6,140名に増加する見込みです。これは、前年比で約1.7倍の増加を示していますが、他の分野と比較すると依然として十分とは言えません。このため、OURは特定技能一致選考により、日本国内での外国人材の受入れを促進していく方針です。
受入れ体制の改善に向けた取り組み
厚生労働省は、全国的なビルクリーニング分野の人手不足を解消するために、オンラインセミナーや現況調査を実施します。これにより、特定技能制度に関する最新情報の発信を行い、人材受入れの促進を図ります。OURは、単なる情報提供に留まらず、参加者に向けた具体的な支援策を打ち出します。
OURの独自スキーム「OURストレートスルー」
OURでは「OURストレートスルー」という独自のスキームを導入し、人材募集から教育、企業紹介、入国後の生活支援まで、自社で一貫してサポートを行っています。このスキームの下、2023年5月に実施された特定技能評価試験では、無償教育を受けたインドネシアの23名が初回受験で合格しました。この成功体験を通じて、特定技能外国人材を雇用したい企業や、ビルクリーニングの職に就きたい外国人に向けたオンラインセミナーを開催し、必要な情報を提供していく予定です。
地域・中小企業への支援策
特定技能外国人の受入れを促すため、OURでは地方及び中小・小規模事業者における人手不足の状況を把握するための調査も行います。この調査結果に基づいて、地域ごとに適切な解決策を提案していく計画です。企業のニーズをきめ細かく把握し、実行に移すことで、より円滑な外国人労働者の受入れを実現していきます。
今後の展望
これからもOURは、ビルクリーニング分野をはじめとした特定技能の受入れ促進に向けて、より多くの人材を確保していくための取り組みを続けていく所存です。私たちの活動が、ビルクリーニングの現場に新たな風を吹き込み、業界全体の発展に寄与できることを目指しています。
会社概要
株式会社ONODERA USER RUNは、人材教育と特定技能の日本国内への人材紹介を専門としています。当社の海外アカデミーである「OUR BLOOMING ACADEMY」では、日本語及び特定技能に関する教育を提供し、9,357名の教育を行い、7,512名の特定技能試験合格者を輩出しています。OURは法務省認定の登録支援機関として、安定した職業紹介を実施しています。私たちの取り組みが、日本のビルクリーニング業界の更なる発展につながることを心より願っています。