デジタル教材「コーポレートアクセス・デジタル」の始まり
株式会社教育と探求社が、中学・高校向けの探究学習プログラム「コーポレートアクセス・デジタル」の導入校募集を開始した。このプログラムは、2005年に提供を開始した「クエストエデュケーション」の一環として展開され、これまでに3,400校以上、70万人以上の生徒が参加してきた実績を誇る。
プログラムの背景
このデジタル版の導入に至った背景には、近年のデジタルツールや生成AIの進化が大きく影響している。教育現場にこれらの技術が広がる中で、生徒がより深く学び、教員が生徒一人ひとりの学びを的確にサポートするためのプログラムが求められていた。
プログラムの特徴
「コーポレートアクセス・デジタル」は、企業探究の授業を新しい視点で設計している。具体的には、以下のようなセクションに分かれている:
- - Section 01 創業ストーリー:企業の創業背景を学び、創業者が直面した課題を追体験します。これにより、生徒は「その企業はなぜ存在するのか」を深く理解する。
- - Section 02 現在地把握:企業の歴史や運命を分けた出来事を考察し、「その企業らしさ」を生徒自身の言葉で言語化します。
- - Section 03 課題解決:企業のミッションに対してチームでの企画を立て、共同で解決策を練り上げます。
- - Section 04 発表:クラス内での発表を通じてフィードバックを受け、学びを振り返ります。
これらのすべての教材は、生徒の端末上で扱うことができ、ブラウザ上で動作するため特別なソフトウェアのインストールは不要です。生徒は進捗をシステム上で記録することができ、教員はそれをいつでも確認できるので、個々の学びをより細かく支援することが可能になります。
教員サポートの強化
教員にとっても、このプログラムは画期的なサポートを提供する。全コマの進行・必要教材・準備事項をまとめた授業進行表や、生徒の声かけや評価基準を解説した指導ガイドが用意されている。教員は、各生徒の進捗状況をリアルタイムで確認できるため、つまずいているチームを早めに把握し、適切にサポートすることができます。
EDIX大阪2026での体験
このプログラムの実際の利用方法については、2026年に大阪で開催される教育総合展「EDIX大阪2026」でも体験することができる。ブースでは、タブレットを使用して生徒と教員の両方の画面を実体験でき、個別相談も受け付けているので、導入を検討中の教育機関には貴重な機会となるだろう。
まとめ
デジタル教材「コーポレートアクセス・デジタル」は、企業探究を通じて生徒の職業観や問題解決能力を育む新たなツールである。技術の進化によって生徒の学びを加速させ、教員の負担を軽減するこのプログラムは、今後の探究学習のあり方に大きな影響を与えるだろう。教育と探求社は、テクノロジーを駆使しながら生徒一人ひとりの成長を支えることに貢献していく。コーポレートアクセス・デジタルの導入校募集は始まったばかりであり、多くの教育機関での導入が期待される。