武蔵野美術大学の2026年度通信教育ポスター公開

武蔵野美術大学通信教育課程の新たな展望

2026年度イメージポスターの発表

武蔵野美術大学（東京都小平市）の通信教育課程は、2026年度用のイメージポスターを公開しました。このポスターはアートディレクターを務めた松本聖典氏によるもので、彼は本校の造形学部芸術文化学科の卒業生でもあります。松本氏は、ダイアグラム制作を中心にポスターや空間グラフィック、エディトリアルデザインにおいて多岐にわたって活動しています。

テーマとコンセプト

今回のイメージポスターのテーマは「つくる力が私を変える」。
このコンセプトには、デザインやアートの思考を身に付ける過程で、実際に手を動かして「ものをつくる」ことの重要性が込められています。変化の激しい現代において、新たな何かを掴むためには、制作を続けることが欠かせません。その思いがこのポスターには表現されています。

武蔵野美術大学通信教育課程の魅力

武蔵野美術大学通信教育課程の歴史は、1951年に前身の武蔵野美術学校から始まりました。美術やデザイン分野の通信教育の草分けとして70年以上にわたり、様々な年齢や職業背景を持つ人々に学びの機会を提供しています。

この通信教育課程の最大の特長は、その「柔軟性」と「学びの深さ」です。多くの学生が働きながら学んでいるため、個々の状況に応じた学び方が可能です。また、美術大学ならではの多彩な科目に加え、キャンパスでのスクーリングも重視されており、通信教育でありながら実践的な授業を受けることができます。これにより、理論だけでなく実際の技術や感覚も学ぶことができます。

さらに、武蔵野美術大学では、通学課程との連携を強化して「オールムサビ」という形で統一された教育システムを展開しています。これにより、受講者はあらゆる面からサポートを受けることができ、より高い水準での造形学習が実現します。