後藤健二さん追悼イベントを開催
2015年1月にシリアで命を落としたジャーナリスト・後藤健二氏。彼は世界の紛争地で多くの人々の実情を伝えるために命がけで活動しました。後藤氏が残したメッセージは、命の尊さだけでなく、家族との絆の重要性も問いかけています。彼の影響は今でも多くの人々に届いており、今年で没後10年を迎えるにあたり、その遺志を未来へ繋げるイベントが開催されます。
イベントの概要
追悼イベントは、2024年1月31日(金)19:00から21:00まで、日比谷図書文化館の日比谷コンベンションホールにて行われます。開場は18:30で、参加は無料ですが、収容人数に限りがあるため、事前の申し込みが必要です。参加申し込みは
こちらからできます。
プログラム内容
イベントには、後藤氏に関わりの深いゲストスピーカーが登場します。彼の「最期の地」を現地取材した遠藤正雄氏や、シリアで身柄を拘束された経験がある安田純平氏、後藤氏とアートを通じたコラボレーションを行った高津央氏、さらには「I AM KENJI」運動の発起人である西前拓氏が参加します。それぞれの立場から、後藤氏の思いを語ります。
特別映像として、栗本一紀氏が監督した「後藤健二 未来からのメッセージ」が上映されます。この映像では、後藤氏がどのように情報を伝えようとしたのか、その情熱が垣間見えることでしょう。さらに、後藤氏の家族からの感謝や想いを伝える特別メッセージも予定されています。
パネル討論会
パネル討論会では、参加者との質疑応答の時間も設けられ、ジャーナリズムや戦争について深く考える機会になります。議題は「ジャーナリストはなぜ戦地に行くのか?」や「アサド政権崩壊後のシリア情勢」など多岐にわたります。
司会進行
司会は、元ロイターのプロデューサー前田利継氏と日本テレビ報道局の福澤真由美氏が務めます。彼らの進行により、参加者同士の心温まる交流が生まれることが期待されます。
まとめ
後藤健二氏の追悼イベントは、彼が伝えたかったことを再確認する貴重な機会です。彼の活動を振り返り、今の私たちに何ができるのか、一緒に考えられる夜にしましょう。皆様の参加を心よりお待ちしております。