ケイズハウスの新しい挑戦
株式会社ケイズハウスが、2025年10月から「ケイズハウスNPO助成プログラム」第3期を始めることを発表しました。このプログラムは、外国にルーツを持つ方々を支援する団体を対象に、クラウドファンディングを通じて資金援助を行うものです。今回のプログラムは、これまでの成果を受けて更に拡大し、より多くの団体の活動を支えることを目指しています。
背景
2003年に創業したケイズハウスは、全国にホステルを展開し、「旅人にとって快適・便利・お得な宿」を提供してきました。特に短期滞在者にとって、心に残る経験を積むための旅の拠点として、成長を続けています。昨年、20周年を迎えたことを機に社会貢献活動を本格的にスタートし、NPO助成プログラムが立ち上がりました。これまでの2期では、多くの団体が参加し、それぞれの活動に対して多くの支援が集まりました。
プログラムの内容
第3期の「ケイズハウスNPO助成プログラム」では、外国人にルーツを持つ方々を支える団体へクラウドファンディングを通じての支援を行います。目標金額を達成した団体には最大20万円の追加助成もあり、寄付金の3.4%がマッチング寄付として提供されます。これにより、団体が必要とする資金を効率的に集める手段となることが期待されています。
スケジュール
プログラムの募集期間は2025年10月1日から2026年9月30日までとなっており、参加希望団体は特設サイトから説明会に参加する必要があります。また、書類と面談による審査を経て、選ばれた団体には助成が行われます。助成対象となるのは、国内外において外国にルーツを持つ人々への支援活動を行っている団体です。
参加団体からの声
これまでのプログラムに参加した団体からは、クラウドファンディングを通じた支援が、多くの人々にその活動を知ってもらう良い機会になっているとのコメントが寄せられています。NPO法人ジェンからは、目標額を114%達成することができ、集まった資金は具体的な生活支援事業に活用すると感謝の言葉がありました。現地の方々が直面する課題を知り、支援の重要性を改めて実感する機会ともなっています。
未来への展望
ケイズハウスは、「日本のファンを増やす」というミッションのもと、これからもさまざまな支援活動を続けていく予定です。「ケイズハウスNPO助成プログラム」を通じて、さらなる社会貢献活動を推進し、外国にルーツを持つ人々への理解を深める機会を提供していきます。プログラムの詳細や応募については、特設サイトをご覧ください。
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主催企業
このプログラムを主催するケイズハウスは、旅行者に魅力的な宿泊体験を提供するホステルグループです。2003年に京都にオープンし、現在では全国にホステルを展開。これまでに多くの国内外の旅行者に、日本の魅力を伝える役割を果たしてきました。
一方、株式会社コングラントは、ソーシャルセクターや企業向けに寄付DXシステムを提供しており、寄付の募集や決済支援を行っています。多くの団体にサポートを提供し、寄付の流通を円滑にする取り組みを行っています。
今後の「ケイズハウスNPO助成プログラム」が、どのような成果を生むのか、注目が集まります。