演劇ユニット「犬猫会」の第7回公演となる『パラナ・ポラー』の上演が決定しました。2024年8月22日から25日にかけて、東京都新宿区にあるSTUDIO ZAP!にて開催されます。
今回の公演は、トリニダード・ゲバラ賞など数々の賞を受賞したアルゼンチンの作家、マルハ・ブスタマンテの同名作品を日本初上演するものです。
舞台は、陸地が凍結した近未来のアルゼンチン。かつて同じ男を愛したポラーカとグリンガという2人の女性が、生き延びるためにパラナ川をボートで下ります。男まさりなポラーカと、ある意味ステレオタイプ的な女性であるグリンガ。対照的な2人は、過酷な天候の中、サントへの愛や嫉妬心、そして過去の出来事を次々と明らかにしていきます。
この作品は、南米の土着的リアリズムと魔術的リアリズムが融合し、人間の勇敢さと脆さ、そして連帯を描いた物語です。
ゲストには、文学座の宝意紗友里さんが出演。犬猫会とのコラボレーションにも注目です。
また、犬猫会は、若い世代にも作品を楽しんでほしいという思いから、U-32割や託児サービス付きチケットなどを用意しています。
チケットはカンフェティとこりっちにて販売中です。カンフェティでは、託児サービス付きチケットも購入できます。
ぜひ、この機会に、アルゼンチンの作家による力強い作品を体感してください。