テレビ放送とSNS反応を融合した新サービスが実現

テレビ放送とSNS反応を一元管理する新サービス

情報収集と活用を行う株式会社リバースタジオが、テレビ放送内容をテキスト化する株式会社エム・データと手を組み、新たなサービス「Station マルチメディアクリッピング」の開発に乗り出しました。これにより、テレビ露出とSNS上の反応を一画面で可視化する画期的なダッシュボードが登場します。

テレビとSNSの連携がもたらす効果

従来はテレビの放送内容を追跡しつつ、SNSでの反応を別々に分析する必要がありました。しかし、この新サービスでは、「テレビ放送→SNS反応→口コミ拡散」といった流れをリアルタイムで把握・分析できるようになります。これにより、テレビ番組やテレビCMの露出効果を迅速に評価し、次の施策への応用が期待できます。

業務提携によるリアルタイム統合

テレビの放送内容やデータを網羅的に収集する作業は、これまで技術的にも運用的にも多大な負荷がかかっていました。しかし、エム・データの即時データ化技術とリバースタジオのSNS収集・AI分析技術を組み合わせることで、テレビデータとSNS反応のリアルタイム統合を実現しました。これにより、視聴者の反応を即座に把握できるようになります。

文脈を考慮した効果測定

既存ツールでは、テレビ露出の効果を数値として把握できても、どのシーンで誰が何を言ったのかという文脈を組み合わせた分析ができませんでした。しかし、新サービスでは、番組名やコーナー名、出演タレントの影響を考慮した詳細なレポートを提供し、何が成果に結びついたのかが分かりやすくなります。これにより、定量的データの裏に隠れた洞察を得ることが可能になります。

データ分析から実行へ

また、単にデータを収集してレポート化するだけではなく、実際の施策につなげるサポートも行います。ダッシュボード上でのレポート提供や、リバースタジオのコンサルタントが伴走し、具体的なアクションプランを策定する助けも行います。これにより、現場での活用が進むことが期待されています。

両社の強みを活かして

株式会社エム・データは、150年以上にわたりテレビ番組やCMのテキストデータを記録しており、放送映像を即時にテキスト化する能力を持っています。一方、リバースタジオはSNSやウェブの情報を自動収集し、クライアントのニーズに即したデータ分析を可能にしています。両者の強みを活かし、テレビ露出とウェブ上の反応をリンクさせるこの新しいサービスは、マーケティングのさらなる進化を目指します。