PR TIMES、2024年度第2四半期の決算を発表し業績最高を更新

PR TIMES、業績の過去最高記録を達成

株式会社PR TIMESは、2024年度第2四半期（2024年6月〜8月）の決算を発表しました。この発表によれば、売上高が過去6四半期連続で最高を更新し、企業の成長基調を示しています。会社は東京都港区に本社を構えており、代表者は山口拓己氏です。

第2四半期の決算概要

2024年度上期の業績は、売上高が38億9200万円、売上総利益が32億8900万円、営業利益が9億5800万円、そして当期純利益は6億3400万円に達しました。これらの数字は前年同期比でそれぞれ118.5%、115.1%、107.6%、105.6%の成長を示しており、売上高は前半期比でも109.6%の伸びを見せています。また、同社は4月に公表した上期業績予想に対しても、売上高98.3%、営業利益113.8%、当期純利益112.2%で着地しています。

2024年度第2四半期の売上高は19億6600万円、前年同期比で117.4%の成長率を記録しました。営業利益や当期純利益は若干の減少が見られましたが、全体的には堅調な業績を維持しています。

サービス動向と利用企業数の伸び

2024年8月末時点で、PR TIMESを利用する企業数は10万1286社に達し、前年同期比で1万3970社の増加が見られました。また、国内上場企業の59.5%が同サービスを利用しています。プレスリリース配信媒体数は1万848媒体に及び、サイトの閲覧数は過去最高の8984万PVを記録しました。

一方で、第2四半期にはシステム障害や新エディターの浸透不足といった課題も浮き彫りとなり、今後の成長に影を落とす要因となっています。特に、システム障害が顧客に影響を与えたことで、企業はしっかりとした対策を講じる必要があります。

業績向上に向けた取り組み

株式会社PR TIMESは、持続的な成長を目指し、投資を積極的に行い、事業の拡大と並行して利益の拡大にも取り組んでいます。プロジェクト管理ツール「Jooto」やカスタマーサポートツール「Tayori」など、新しい機能やサービスの展開についてもますます期待が高まります。これらのサービスもまた、企業の事業活動をサポートし、さらなる成長につながる可能性が秘められています。

中長期的なビジョン

マイルストーン2025に向けた計画も着々と進行しています。営業利益35億円を目指す内容で、2025年度の目標として25億円を設定しています。それに向け、PR TIMESは引き続き「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」というミッションを持ち、情報の発信と流通の最前線で邁進しています。

差別化されたサービスと優れた企業文化を持つPR TIMESは、今後も増々注目を浴びる存在となるでしょう。