劇場セミナー開催
2025-12-23 12:17:55

劇場セミナー『幕が上がる、その前に』Vol.01 開催の模様と今後の展望

劇場セミナー『幕が上がる、その前に』Vol.01 開催レポート



2025年11月13日、東京都港区のP.O.南青山ホールにて、劇場セミナーシリーズ『幕が上がる、その前に ― 創造の舞台裏から劇場を探る』Vol.01が開催されました。このイベントでは、劇団☆新感線のプロデューサーである柴原智子氏をゲストに迎え、演出・脚本家の戸部和久氏とアナウンサーの中井美穂氏がホストを務めました。

開催の背景



このセミナーは、劇場という存在の本質に迫ることを目的としており、特に150年以上の歴史を有する劇団☆新感線を例に、その成り立ちや意義を多角的に探求する場となりました。ホストの中井氏が「観客の立場」として語り、戸部氏が「劇場を使う立場」としての視点を持ち寄ることで、観客と制作サイドの境界を越えた新しい視点が生まれました。

登壇者の熱いトーク



セミナーでは、初期の劇団の成り立ちや大劇場への拡張に関する話が展開されました。柴原氏は自己紹介から始まり、自身の衣裳スタッフとしての経験を振り返りつつ、プロデューサーとしての視点を提供しました。「劇場は日常を超える、“祝祭の場”」という言葉が印象的で、創る側と観客が一体となることの重要性に言及しました。

一方、ホストの中井氏は、柴原氏の率直な意見を引き出し、舞台裏の経験を豊かにシェアしました。中井氏は、「劇場」という存在が単なる建物以上の意味を持つことを強調し、その解読を試みました。

参加者の反応



イベントは熱気に包まれ、観客は興味津々で講義を聞いていました。場面ごとに笑いや頷きが見られ、参加者同士のコミュニケーションも活発でした。柴原氏、戸部氏、中井氏のトークは、観客に新たな視点を与え、劇場への愛着を深める一助となったことでしょう。

なお、このイベントに続くVol.02の開催が2026年4月に予定されていることがアナウンスされ、さらなる期待が高まっています。

業界への影響と今後の展望



セミナーは、劇場やホールの未来を考える新たな試みでした。今後もこうした企画が増えることで、劇場の価値が再認識され、地域社会における文化の発展に寄与することが期待されています。シアターワークショップは、40年以上にわたる経験を基に、さらに多様なイベントを展開していくことでしょう。

劇場セミナーについて



この劇場セミナーは、演出や舞台芸術のプロセスに焦点を当て、参加者とともに劇場の“場”についての理解を深めることを目的としています。劇場の持つ力や、多様な人々が関わることの重要性が強調され、今後のシリーズでも新しい発見が期待されます。公式サイトでは詳細情報や今後のスケジュールが公開される予定ですので、ぜひチェックしてください。


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会社情報

会社名
株式会社シアターワークショップ
住所
東京都渋谷区神宮前6-23-3第9SYビル4階
電話番号
03-5766-3555

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