竹のアメニティが生まれ変わる!
東京都渋谷区に本拠を構えるアイグッズ株式会社が、新たにスタートさせた『竹アメニティアップサイクル』サービスが話題になっています。このサービスは、使用後の竹製アメニティ、特に歯ブラシとヘアコームを回収し、それらを粉砕してペレット化。最後に新しい製品へと変身させるという画期的な取り組みです。今秋11月上旬からホテルや旅館向けにサービスが開始されるとのことです。
廃棄物を資源に変える
アイグッズは、サステナブルな取り組みを重視し、企業や地域から出る廃棄物を有効利用することに注力しています。今回のサービスでは、顧客が使用した竹歯ブラシやヘアコームをまず回収し、素材を粉砕することから始まります。このプロセスを経て、生まれたペレット素材が新たな製品の原材料として活用されます。
竹アメニティの中でも、特に回収対象となるのは以下の5つです。これらは元々エコな素材として開発された製品ですが、使用後に回収されることで、さらなるサステナビリティを実現します。
初の製品化:お洒落なコースター
このアップサイクルの第一弾として、製品化が決定したのはエコなコースターです。竹の繊維感を活かしたデザインが特徴で、実際には30%のリサイクルされた素材が使用されています。コースターの表面には、機能性とお洒落さを兼ね備えたデザインが施されており、普段使いにもぴったりです。特に印刷やロゴも入れることができるため、特別感を演出することも可能です。サイズは約9cmで、コースターとしてだけでなく、小皿にも適しています。
サステナブルなブランド作りを
現在、ホテル業界は環境への配慮が求められており、特にプラスチック資源の循環法の施行により、SDGs仮想な取り組みが切実な課題となっています。アイグッズは、サステイナブルなブランドを構築するため、質の高いものづくりを通じてホテルや旅館が自身のストーリーを明確にする手助けをしています。これにより、他社と差別化し、顧客の共感を得るブランド作りを推進しています。
実際、アイグッズは廃棄予定のコーヒー粉を再利用した『SUS coffee』や、SDGs関連情報を発信する『SUSPRO』など、幅広いエコ活動を行っています。2022年には、働きがいのある会社ランキングにて3年連続受賞するなど、サステナブルな企業としての地位を確立しています。
今後の展開に期待
今後はさらに多くの製品を開発し、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいく姿勢を見せるアイグッズ。おそらく、次の製品には竹素材を用いたカミソリなども予定されているとのことで、今後の展開に期待が高まります。サステナビリティを「語る」だけでなく、「形」にすることで、より多くの人々に支持されるブランド作りを目指しています。業界の先駆者として、アイグッズの今後から目が離せません!
まとめ
サステナブルな社会への貢献を目指すアイグッズ株式会社の竹アメニティアップサイクルサービスは、革新的でありながらもエコ意識をしっかりと根づかせる試みです。廃棄物を新たな価値に変えるこの取り組みが、他の企業にも広まることを期待したいです。