地域DX加速の新展開
2025-03-28 14:32:01

地域のデジタルトランスフォーメーションを加速するHDCとサイボウズの協力

Hokkaido Design Code、サイボウズのコンサルティングパートナー契約を締結



北海道釧路市に拠点を置く合同会社Hokkaido Design Code(以下、HDC)が、サイボウズ株式会社とのパートナーシップを発表しました。HDCは道東地方における初のサイボウズコンサルティングパートナーとして、企業や自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することになります。この契約により、HDCはkintoneを通じた業務改善をより一層強化し、地域のIT活用を促進することが期待されています。

HDCのこれまでの取り組み



HDCは2017年に設立されて以来、釧路市を拠点に地域の企業や自治体のIT活用をサポートしてきました。特に、業務改善プラットフォーム「kintone」を活用した支援に注力し、多様な働き方を推進。これにより、地域の人々がITスキルを取得し、自らの業務を効率化できる環境を整えています。さらに、HDCは地域コミュニティの活性化にも貢献し、コワーキングスペース「港まちベース 946BANYA」を運営しています。この場所では、DX推進に関する勉強会や交流イベントが開催され、参加者同士のつながりを深める役割を果たしています。

木村琴絵の理念とビジョン



HDCの代表社員である木村琴絵さんは、これまで株式会社ジョイゾーでの実務経験を活かし、全国的なkintone導入支援に携わってきました。木村自身も業界での実績を持ち、サイボウズの地方創生プログラムにも関与してきました。HDC設立の背景には、地域の経済的な自立と人材不足、働き方の多様性の必要性があり、これらの問題を解決するための活動が進められています。

木村さんは「地域に根ざし、持続可能なDX支援を強化することで、釧路や道東の未来を支える基盤を築きたい」と語ります。

新たな働き方の可能性



HDCとサイボウズの提携により、今後は地域の企業に対してkintoneを活用した業務改善を広め、地域のIT人材育成を進めることが測られています。特に、女性起業家仲間と共に地元の業務改革を進めていく姿勢は、地域振興における新たなモデルを示しています。競争力を高めつつ、地域のユニークな視点を取り入れることで、新たな働き方の実現を目指しています。

また、HDCが主催する「地域クラウド交流会」などを通じて、地域の事業者や自治体、金融機関との連携を深め、持続可能なDXの土壌を育てる取り組みが進められています。

今後の展望



HDCは、サイボウズとのパートナーシップを通じて、地域企業や自治体への業務改善提案を広めていく計画です。特に、業務改善や人材育成の支援を強化し、ITスキルを備えた地域の人々が新たな働き方を追求できる環境づくりを進めていくとのことです。「地方を武器に、日本、そして世界へ」というビジョンの下、地域発のイノベーションを支援し、DXの力で新しい可能性を切り開いていくことに注力しています。

まとめ



この契約は、地域のデジタルトランスフォーメーションの重要な一歩であると同時に、Hokkaido Design Codeが地域に根ざした取り組みをさらに加速させる機会ともなります。地域の棲息者たちが力を合わせ、持続可能な未来を築くための支援を強化していくこの新たなステップに、今後も注目が集まることでしょう。


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会社情報

会社名
合同会社Hokkaido Design Code
住所
北海道釧路市鳥取北7-1-17
電話番号

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