2025年5月のスタートアップ資金調達金額ランキングを発表！

スタートアップ資金調達金額ランキング（2025年5月）

成長産業支援に特化したフォースタートアップス株式会社が2025年5月のスタートアップ資金調達金額ランキングを発表しました。この調査は、当社のサービス「STARTUP DB」に基づいており、登記簿や公式発表に基づくデータを集計しました。

資金調達ランキングの概要

5月に発表された資金調達額を基にしたランキングは、スタートアップの最新の動向を知る上で非常に重要です。1位から3位にランクインした企業は、各々独自のビジョンで資金調達を成功させ、今後の展開が期待されています。

第1位：ウタイテ（77億円）

ウタイテは、2.5次元IPのプロデュースを行う企業で、シリーズBラウンドにて77億円を調達しました。これにより、累計調達額は126億円に達しました。

同社は、ライブ配信や音楽、舞台、映像など複数のエンタメ領域において、2.5次元IPを活用した新たな体験を提供しています。特に、VTuberやアニメ、音楽ライブを組み合わせたクロスメディア戦略が特徴で、国内外のファンとのエンゲージメントを高めています。今後は優秀な人材の確保や海外展開を加速し、グローバルなエンタメ市場へ進出を図る計画です。

第2位：Sanu（60億5,000万円）

次に位置するのはSanuです。セカンドホーム・サブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」を提供するSanuは、シリーズBラウンドで60億5,000万円を調達しました。同社は都市と自然を行き来する新しいライフスタイルの実現を目指し、自然豊かな環境に設計された木造建築と、ソフトウェアにより運用管理システムを統合した体験を提供しています。今回の資金調達により、全国に100の拠点を持つ体制を目指し、木造モジュール建築の量産体制を確立する方針です。

第3位：Tailor Technologies（1,400万米ドル）

3位にランクインしたのは、ヘッドレスERPプラットフォームを提供しているTailor Technologiesです。シリーズAラウンドで、総額1,400万米ドル（約21億円）を調達しました。この「Tailor Platform」は、企業ごとにテイラーメイドされた業務ソフトを迅速に開発できることが特徴です。特に、業務自動化とDXを支援し、企業独自のニーズに応えることができる柔軟さが求められています。今後は、日本と北米での開発体制を強化し、エンタープライズ市場への進出を加速する方針です。

まとめ

今回のランキングは、各スタートアップの戦略や今後の展開が色濃く反映されています。フォースタートアップスは引き続き、スタートアップエコシステムの活性化を図り、成長産業の発展に寄与することを目指します。

エントリーやメルマガ登録も歓迎です。スタートアップに関する最新情報を受け取り、業界の動向を見逃さないために、ぜひご登録ください。

【調査概要】