伊勢角屋麦酒がビール界のオスカーで快挙を達成
三重県伊勢市の有限会社二軒茶屋餅角屋本店、通称ISEKADOが、世界的に権威のある「INTERNATIONAL BREWING AWARDS 2024」で再び栄冠を手にしました。この大会は1886年から続く歴史ある国際ビールコンペティションで、「ビール業界のオスカー」とも称される名誉あるイベントです。
四大会連続の金賞受賞
ISEKADOは、INTERNATIONAL BREWING AWARDS 2024において、Smallpack Ale Class 3部門で「ペールエール」が、Dark Beer Class 3部門で「なま角スモークオイスタースタウト」が金賞を受賞しました。この受賞は、2017年、2019年、2021年に続くもので、ペールエールの金賞受賞は2019年以来、3回目となります。これは、伊勢角屋麦酒の実力が国際的に認められた証拠と言えるでしょう。
国際ビール大賞とは?
INTERNATIONAL BREWING AWARDSは、ビールやシードルの中から最も優れたものを選出するコンペティションです。様々なカテゴリーが用意されており、ラガーやエール、スタウトなど多様なスタイルのビールが審査されます。参加ビールは国際的な専門家により厳正なブラインドテストが行われ、品質や風味、全体的な印象が評価されます。詳細は公式サイトで確認できます。
IBA公式サイト
伊勢角屋麦酒の受賞ビール
ペールエール
ペールエールは芳醇な旨味とフルーティーな香りが特徴で、5%のアルコール度数を持ち、330mlのコンパクトなサイズで提供されています。米国製の大麦麦芽とホップを使用しており、バランスの取れた飲み口が人気です。詳細は
こちらをご覧ください。
なま角スモークオイスタースタウト
燻製モルトと三重県鳥羽産の牡蠣を使用したこの黒ビールは、薫製香と磯の香りが絶妙に調和しています。アルコール度数5.5%、内容量330mlと、深い味わいながらも飲みやすさを兼ね備えた一品です。製品情報は
こちらで確認できます。
企業の背景
ISEKADOは1997年に設立され、伊勢神宮近くに本社と醸造所を置いています。「あなたの人生にエールを!」をスローガンに掲げ、独自のクラフトビールを製造・販売しています。創業以来、挑戦的な取り組みを行い、多数の国内外の品評会で受賞歴を積み重ねています。
結論
伊勢角屋麦酒の連続受賞は、国際的なビール市場における日本のクラフトビールの地位向上を示しており、これからも目が離せません。今後の新しい製品の展開にも期待が寄せられます。