年末年始を迎える子育て家庭に寄り添う食品支援キャンペーン
認定NPO法人フローレンスが2024年12月から2025年1月まで、子育て家庭を対象にした食品プレゼントキャンペーンを実施します。この試みでは、対象となる約350世帯の家庭に対して、1世帯あたり5,000円相当の食品やお米を10kg届ける予定です。
キャンペーンの背景
年末年始は子育て家庭にとって特に負担が増す時期であり、SOSの声が届くことが多くなります。フローレンスは「おやこよりそいチャット」を通じて、全国各地の子育て家庭からの支援リクエストを受け付けています。このSNSは、家庭が本当に必要とする支援を受けられるように設計されています。すでに、北海道から沖縄まで約150世帯の申し込みがあり、福岡市でも地域団体との連携により200世帯への配布を行なっています。
申し込みとプレゼント内容
キャンペーンへの参加は「おやこよりそいチャット」にて行われ、福岡市内の地域団体からの配布チラシでも申し込みが可能です。応募期間は2024年12月1日から2025年1月31日まで。この期間に、選ばれた世帯には、10kgのお米または5,000円相当の食品が贈られます。
子育て家庭からのSOS
フローレンスでは、子育て家庭から届くSOSの声に耳を傾けています。「食べるものがない」といった深刻な状況にある家庭も少なくありません。たとえば、一部の方からは「お昼は取らなくても大丈夫」といった切実な声が届いています。このような状況に対応するため、専門資格を持つ相談員が相談にのる体制を整えています。相談には、ゆるやかな雑談を交えながら、必要な情報をお届けしています。
支援を受けた家庭の声
これまでキャンペーンにお申し込みいただいた家庭のなかには、高い物価の中で食費の削減に苦しむ方々が多くいました。「お米10kgをいただけたことに感謝」という声や、「病気のため仕事ができず、支援がありがたい」といった声が寄せられています。これらの反響は、子育て支援の重要性と必要性を再認識させるものであり、フローレンスの活動がどれほど多くの方に影響を与えたかを示しています。
ハイブリッドソーシャルワーク
フローレンスの支援事業「ハイブリッドソーシャルワーク」は、AIやSNSを駆使したデジタル支援と、対面で行うリアル支援を組み合わせた新しいアプローチです。「おやこよりそいチャット」といった取り組みによって、家庭が求める本当に必要な情報提供とサポートを実施しています。また、自治体や地域団体との協力によって、物理的な支援も行なっています。
フローレンスについて
フローレンスは、子どもと子育てに関連する課題解決に取り組む国内最大級の認定NPO法人です。2004年設立以降、様々な保育事業や福祉活動を展開し、子どもの虐待や貧困問題に立ち向かっています。今後も、すべての子育て家庭が支援を受けられる社会を目指し、全国への支援を広げていく方針です。詳しくは、
フローレンスのコーポレートサイトをご覧ください。