ボルト締結サービス
2021-09-17 12:32:22

ボルト締結の安全性を高める新サービスのご紹介

ボルト締結の新時代



ボルトやねじの締結は、様々な分野で重要な役割を果たしています。特に、機械や電子機器などの製品では、締結状態の確認や管理が安全性を左右します。そこで、東京測器研究所が提供する「ひずみゲージ取付・軸力ボルト製作・校正サービス」が注目されています。

締結状態の保証

このサービスでは、ボルトにかかる軸力を正確に測定することができます。これにより、緩みや締めすぎの確認はもちろん、規定の締結力が守られているかも判断可能です。特に、電子基板の締結ネジにおいては、その精度が製品全体の信頼性にも影響を与えるため、重要なサービスと言えるでしょう。

幅広い対応力

さらに、東京測器研究所では、お客様がご支給されたボルトへの穴あけ加工や、ボルト用のゲージ取り付けも行っています。埋込型ボルトゲージや表面貼付けのひずみゲージの施工に加え、特殊形状のボルトにも対応可能で、温度範囲も低温から高温まで幅広く対応することができます。これにより、様々なニーズに柔軟に応えることができます。

高温環境での精度向上

特に注目すべきは、ヒートショック試験を考慮に入れた軸力ボルトの改良です。この試験は、冷熱衝撃による劣化を加速させるもので、長期間にわたり軸力ボルトのドリフト影響が懸念されていました。しかし、東京測器研究所ではこのドリフトを大幅に軽減することに成功しました。実際、M8×66のボルトで100サイクル測定を行ったところ、ドリフトが約70%減少するという成果を上げています。

品質保証に向けての取り組み

このように、ヒートショック試験150℃時のひずみ変化量が少なく、安定した測定が行える軸力ボルトを提供しています。さらに、通常の軸力ボルト製作・校正サービスと同様に、ご支給されたボルトに対する穴あけ加工やひずみゲージの取り付け、荷重校正、温度特性試験も行っており、荷重校正試験の成績書や温度特性試験データも提供可能です。これにより、高温時の軸力が正確に把握でき、より信頼性のある製品作りに寄与しています。

まとめ


今回ご紹介した東京測器研究所の「ひずみゲージ取付・軸力ボルト製作・校正サービス」は、精度の高い計測を可能にし、ボルトによる締結の安全性を一層高めるものです。これからも、技術の進歩とともに、お客様のニーズに応えるサービスを提供していくことでしょう。ボルト軸力計の製作や管理にお困りの方は、ぜひ一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社東京測器研究所
住所
東京都品川区南大井6-8-2
電話番号
03-3763-5611

トピックス(IT)

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