ツリーベルが新たに提供する高速転送ソフト『OcleBase』の魅力
株式会社ツリーベルは、近年デジタルコンテンツの需要が高まる中、大容量ファイルを高速で転送できるソフトウェア「OcleBase」の提供を開始しました。このツールは、ウェブアプリやサービスに簡単に大容量ファイルの転送機能を統合できる点が最大の特長です。使用方法もシンプルで、クライアント端末に専用ソフトをインストールする必要がなく、ウェブブラウザからの操作で簡単にファイルのアップロードやダウンロードが可能です。
デジタルコンテンツの増加と持続可能な解決策
近年、映像や音楽、ゲームなどの創作活動がさらに加速しています。それに伴い、高解像度のファイル、例えば4Kや8K映像などのデータ量も増加しており、従来の方法ではその迅速な取り扱いが難しくなってきました。特にリモートワークの普及によって、データの効率的な転送がますます重要になっています。しかし、多くの企業が利用している従来のファイル転送システムは、速度が遅く、セキュリティも脆弱であるため、業務の生産性を損ねる原因となっていました。これに対処するため、ツリーベルはOcleBaseを開発したのです。
OcleBaseの強力な機能
高速転送の実現
OcleBaseは独自のプロトコルを用いており、特に大容量ファイル(数10GBから数100GB)や多くのファイル(数1000個)を扱う際でも、その転送速度は驚異的です。具体的には、1GBのファイルをわずか4秒で送信可能。このスピードは、ネットワーク環境によって変わるものの、非常に効果的なデータ管理を提供します。
クラウドストレージへの直接保存
また、OcleBaseはAmazon S3やAzure Blob Storageなどのクラウドストレージに直接ファイルを保存することが可能です。これにより、ローカルサーバーのみならず、必要に応じてクラウドストレージを利用することで、作業フローの柔軟性が向上します。
手間のかからないインストール
ユーザーにとって魅力的なのは、OcleBaseの導入が極めて簡単である点です。特別なソフトのインストールは不要で、利用者はウェブブラウザさえあればファイルのドラッグ&ドロップだけで操作が完了します。これにより、企業のIT部門にかかる負担も大幅に軽減されるでしょう。
スマート対応とセキュリティ
加えて、OcleBaseは最新のHTML5に対応しており、PCだけではなくスマホやタブレットなど様々なデバイスでも利用できるため、非対面での作業にも最適です。セキュリティ面でもHTTPSを利用して通信を暗号化し、さらにはアクセス制御機能によって必要なデータをしっかりと守ります。
導入事例と今後の展望
OcleBaseはすでに大手企業のシステムにも採用されており、特に日本テレビ放送網株式会社はバラエティ番組制作の効率化に役立てています。この導入により、従来バラバラに行われていた作業フローが大幅に改善され、働き方改革にも寄与しています。
今後、ツリーベルはOcleBaseを通じて、さまざまな業種における業務効率を高め、新たなビジネスモデルを構築していくことを目指しています。デジタルトランスフォーメーションの時代に、このような革新的なソリューションがどのようにビジネスに変革をもたらすのか、注視していきたいところです。