経済産業省主催「GENIAC-PRIZE」での受賞
株式会社Nextremerと東急株式会社が、経済産業省とNEDO主催の懸賞金活用型プログラム「GENIAC-PRIZE」で光る成果を上げました。特に「特別賞 持続実装賞」と「協力団体特別賞 HDI-Japan賞」を受賞したことは、両社の革新的な取り組みの証と言えるでしょう。
GENIAC-PRIZEとは?
このプログラムは、生成AIを通じて社会課題の解決を図ることを目的とし、全体で約8億円という懸賞金を用意しています。応募者は、国産基盤モデルを使用したAIエージェント開発に関する「社会課題」などをテーマに、114件という多彩な提案から選ばれました。最終的には、各テーマごとに8件が選出され、2026年3月にピッチプレゼンテーションが行われました。
受賞の背景
両社は、一般財団法人渋谷区観光協会運営の「SHIBU HACHI BOX」と、東急運営の「WANDER COMPASS SHIBUYA」での観光案内を効率化するために、Nextremerが提供する対話型AIサービス「AIミナライ」を利用しました。このサービスは、観光案内時の定型質問をAIが処理し、案内スキルの均一化を図ることができます。これにより、窓口の混雑を緩和し、顧客体験を向上させるという成果を上げました。
本検証の成果
本検証では、以下の具体的な成果が挙げられます。
- - 定型質問に対するAIの処理によって、問い合わせにかかる工数が22.4%減少。
- - 国産の大規模言語モデル(LLM)を利用し、正答率が76.0%から94.5%に向上。
- - 複数のエージェントが協力し、実際の会話シミュレーションを経て自然な対話が実現。
- - 訪日客がQRコードを使用することで、アプリのダウンロードなしでAIエージェントにアクセスできる仕組みを導入。
今後の展望
Nextremerと東急は、今後もこの生成AI技術を活用した新たなサービスの検証を行い、さらなる価値の提供に取り組む方針です。訪れる観光客のニーズに応えるため、効率的で革新的な対話型AIサービスの展開に期待が寄せられています。
まとめ
この受賞は、特別で持続可能な社会の実現に向けた一歩として、AI技術がどのように社会課題を解決するかの可能性を示しています。今後、旅行業界だけでなく、さまざまな分野での生成AIの更なる活用が期待されます。
本記事に関するお問い合わせは、株式会社Nextremer広報、または東急株式会社社長室までお願いします。