愛知県豊橋市と静岡県湖西市において、シェアサイクル「HELLO CYCLING」が新たにサービスを開始することになりました。これは、マルシメ株式会社とOpenStreet株式会社が協力して実現したもので、特に地域住民の移動の利便性向上に寄与することを目的としています。サービスは2024年7月23日より始まり、愛知県豊橋市と静岡県湖西市では初の試みとなります。
マルシメは愛知県内でENEOSの特約店として、さまざまな石油製品を取り扱っており、豊橋市を中心に9つのサービスステーションを運営しています。また、LPガス事業や中古車販売などを展開しており、地域に根差したサービスを提供しています。
一方、OpenStreetは「移動をもっと楽しく、自由に。」というビジョンのもと、電動アシスト自転車や電動サイクルなどのシェアリングサービス「HELLO CYCLING」を展開しており、全国的に約350万人の顧客に利用されています。特に、使いやすさを重視したサービスが特徴です。
「HELLO CYCLING」では、アプリ一つでさまざまな運営者の自転車を利用できるため、複数の会員登録をする煩わしさがなく、非常にシームレスなサービス体験を提供します。豊橋市と湖西市に新設されるのは、計8カ所のステーションで、利用者は通勤、通学、買い物、観光といった多様なニーズに合わせて自由に電動アシスト自転車を借りたり返したりできます。
このシェアサイクルサービスの利用方法は非常に簡単です。まず、「HELLO CYCLING」アプリをダウンロードし、無料の会員登録を行います。アプリ上でステーションの検索や、自転車の予約、決済までを一括で行うことができ、全国約8,500のステーションで利用が可能です。料金体系もわかりやすく、利用開始の30分間は130円、延長料金は100円/15分、12時間の利用での上限は1,800円です。
具体的なステーションの設置場所は、愛知県豊橋市と静岡県湖西市の各所に、駐輪可能台数を考慮して配置されています。例えば、芦原SSや新居駅前のステーションでは、それぞれ3台以上の自転車が駐輪可能です。
この1年で、マルシメとOpenStreetは各市町村との連携を深め、より多くのステーション設置を進める計画を立てています。地域の移動手段の選択肢を増やし、皆さまの日常生活をより豊かにすることを目指しています。今後、新たなステーションサービス拡大の動きに目が離せません。
詳細な情報やサービス利用については、「HELLO CYCLING」の公式サイトやアプリから確認できます。また、シェアサイクルに関する新しい情報が随時発信されているので、利用する際はこまめにチェックしてみてください。これからのマルシメとOpenStreetの展開に要注目です!