タカヤの新型テスタ
2025-07-16 15:27:41

タカヤ株式会社の新型プローブテスタがデザイン賞受賞!その技術力とは

タカヤ株式会社の技術が評価された瞬間



先日、岡山県のタカヤ株式会社が開発したデュアルサイドフライングプローブテスタ「APT-2600FD」が、第55回機械工業デザイン賞「IDEA」において日刊工業新聞創刊110周年記念賞を受賞しました。この受賞は、同社が戦後から積み上げてきた技術力の結晶とも言える製品のデザインが高く評価された結果です。

新しいテストのスタンダード



APT-2600FDは、プリント配線基板の導通や抵抗値を高精度に検査できる機器です。フライングプローブ式テスト技術は、タカヤが世界で初めて開発したもので、特に接触プローブの高速駆動が特徴です。これにより、精度と効率の両方を同時に実現し、現在も業界のトップクラスのシェアを誇っています。

10年ぶりのモデルチェンジ



APT-2600FDは、10年ぶりのモデルチェンジを経て、進化した機能がたくさん搭載されています。基板の損傷を防ぐための高度な制御機能や、高解像度の画像検査システムにより、従来よりも一層の検査精度と作業効率の向上が実現されています。この革新によって、電子機器の製造現場における品質保証の新たなスタンダードを築くことに成功しています。

受賞の意義



タカヤ株式会社の代表取締役社長、岡本龍二氏は、「このたびの受賞は、我々の技術力と製品デザインが高く評価された証であり、さらなる技術革新への励みとなる」と語ります。彼は製品の開発、製造、導入に尽力した関係者に心から感謝の意を表しました。

機械工業デザイン賞について



「機械工業デザイン賞 IDEA」は1970年に創設された賞で、日本の工業製品のデザイン振興と発展を目的としています。この賞は、製品の機能や外観だけでなく、市場性や社会性、安全性など、多角的な面から審査が行われます。文部科学省や関係機関からの専門家で構成された審査委員会による厳正な選考を経て、今年で第55回を迎えました。

会社概要と歴史



タカヤ株式会社は、1918年に創業し、主に電子機器の開発・製造を行っている企業です。1894年には織物業としてスタートし、1966年からは電子機器部門を設立し、本格的に電子機器の生産を開始しました。現在では、エレクトロニクス事業を国内外で展開し、その一部としてフライングプローブテスタを生産しています。

未来への展望



タカヤグループは2024年9月に創業130周年を迎えるにあたり、さらなる技術の進化を追求していく考えです。持続可能な社会の実現に向けた製品開発や革新にも積極的に取り組む姿勢を見せています。

詳細情報



APT-2600FDについてはこちらのページから詳細をご覧いただけます。さらに、タカヤのコーポレートサイトYouTubeチャンネルでも最新情報を更新しています。

タカヤ株式会社は、今後もその技術力を駆使し、製品デザインで新しいスタンダードを築いていくことでしょう。


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会社情報

会社名
タカヤ株式会社
住所
岡山県井原市井原町661-1
電話番号
0866-62-2015

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