新曲『Never-Ending Winter』の魅力に迫る
和楽器の三味線と西洋楽器のチェロを駆使した音楽ユニット「3x4xS(サシス)」が、待望の新曲『Never-Ending Winter』をリリースしました。このユニットは、三味線奏者のしゃみおとチェロ奏者のヌビアから成り立っています。彼らは、アニメやゲームの音楽を中心にカバー動画を制作し、YouTubeで35万人以上の登録者を集めるなど、その人気を拡大しています。
今回リリースされた「Never-Ending Winter」は、三味線とチェロを主な楽器として使用し、トリプルボーカルによるダンスチューンに仕上げられています。エネルギッシュなシンセサイザーやギターを取り入れることで、伝統的な和洋の弦楽サウンドに新たな味わいを加えました。この楽曲は、歌詞に込められた切なさと悲しみを乗り越えようとするエモーショナルな情景が印象的で、聴く人を深く魅了します。
ユニットのスタイルは「良い意味で三味線・チェロらしくない」とされ、J-POPの魅力を持ちながらも国際的なアピールが可能な楽曲が展開されています。さらに、ラップパートにはNetflixのドラマ「Dogs of Berlin」やゲーム「PUBG」に楽曲を提供するラッパーのKeybeauxが参加し、アレンジにはEDMプロデューサーのBrad Groblerが携わっています。これにより、幅広いジャンルと聴衆にアプローチしています。
メインボーカルには、海外のネット上でも注目を集める若手シンガーのKiAmeと「胃腸薬」が起用されています。彼らのフレッシュで力強い歌声は、ダンスミュージックと先進的な和洋の融合を実現しています。MVでも活躍する野田真理愛が振付を担当し、視聴者参加型のダンスシーンが展開されるなど、視聴者を惹きつける要素も満載です。
ユニットのビジョン
「3x4xS」は、これまでの5年間の活動を通じて、三味線とチェロというユニークな組み合わせの可能性を探求してきました。ヌビアは、この新曲について「徐々に私たちの持つ魅力を表現し続けられていると感じています」と語っています。リリースされた曲は、過去の「Summertime Memory」と対になる形で製作されたとされ、これまでの反省を活かした結果でもあるとのことです。
ユニットは今後の展望についても語り、世界中の音楽フェスへの参加や、海外ツアーの実施を計画しています。「ただ純粋に日本と世界中でこの三味線とチェロの組み合わせを愛されるようにしたい」という願いを持っているとのこと。彼らの活動が、国境を越えて音楽の交流を促進することが期待されています。
まとめ
今回の「Never-Ending Winter」は、3x4xSにとって新たな挑戦であり、既にリリースされた曲からの進化を感じさせる作品です。独自の楽器の組み合わせによる新たな音楽スタイルは、和洋の伝統楽器がどのように未来の音楽と融合できるかを示す良い例となるでしょう。「Never-Ending Winter」の配信は2月1日から各種ストリーミングサービスで行われます。ぜひ聞いてみて、新しい音楽体験を楽しんでみてください。
参考リンク