新たな教育共同体「もののふ立志会」の誕生
「もののふ立志会」は、全く新しいタイプの教育・修養・実践の共同体であり、東京都千代田区にその事務局を構えています。この共同体の目的は、志を持つ人々を育成し、共に社会を向上させることです。具体的には、日本を変える1,000人のリーダーを育てることを目指しています。
設立の背景と目的
この団体は、日本の歴史に名を刻んだ幕末の志士たちが育った「志を共にする学びの場」から着想を得ています。比較的近代の日本においても、佐藤一斎の教えを受け継ぐことで、時代を動かすリーダーを輩出することが求められています。しかし、今日の社会では孤独なリーダーが限界を迎えています。そうした背景から「もののふ立志会」が設立されたのです。
その名前の「もののふ」とは、「勇気と誠、そして覚悟を持つ実践者」を意味しており、「立志会」は「志を立て、共に志を磨く者たちの集い」を表します。この共同体では、古今東西の知恵と現代の実践を融合させ、志を同じくする仲間たちとの研鑽の場を提供します。
「もののふ立志会」の特徴
1. 実践のための「学びの三本柱」
この共同体は、志あるリーダーを育成するために、異なる役割と領域を持つ3つの学びの体系を用意しています。具体的には、以下のような教育プログラムが展開されます。
- - もののふ立志塾(Academy):幕末の志士たちが学んだ武士道、陽明学、帝王学に基づき、リーダーとしての在り方や人生観を強化するための塾です。
- - もののふ算命塾(Strategy):東洋の運命学である算命学を学ぶことで、自分の宿命を知り、環境を見極める力を養うプログラムです。
- - もののふ倶楽部(Club):高い志を持つ経営者やリーダーが集う会員制コミュニティで、継続的な学びと共創の場を提供しています。
2. 独自の「志命設計書」による人生設計
「もののふ立志会」では、「武士道の精神」と「算命学の知恵」を融合させた独自のツール「志命設計書」を採用しています。これを使って、人生やビジネスの目標を三位一体で設計し、実践を続ける運用サイクルを導入しています。目標設定は1年から12年スパンで行い、形骸化を防ぐことに焦点を当てています。
3. 段階に応じた4つの会員コース
参加者の志のレベルや経験に応じて選択できる4つの会員コースが用意されています。初心者から上級者まで、誰もが自分の志に合わせた学びを体験できるよう配慮されています。
- - 初志(Shoshi):立志会の理念を学ぶための入門プログラムです。
- - 修志(Shushi):自分自身の志を固め、人生の軸を設定するためのコースです。
- - 立志(Risshi):事業と人生の基盤を築くスタンダードなカリキュラムです。
- - 上級立志(Advanced):真剣に突破を目指すリーダー向けの特別プログラム(審査あり)です。
指導体制
「もののふ立志会」は、行徳哲男最高顧問、松下幸之助に学ぶ小田全宏会長、武士道と算命学を兼ね備えた松田貴盛塾長といった、異なる分野で確かな実績を持つ指導者たちが揃っています。これらの指導者は、志を持つリーダーを力強く導くための経験や知識を提供します。
- - 行徳哲男さんは、日本BE研究所の所長であり、心に響く研修で多くの人々に影響を与えてきました。
- - 小田全宏さんは、日本政策フロンティア理事長としての内外での豊富な経験を持ち、人間教育に特化してきました。
- - 松田貴盛さんは、映画監督を志し、多様な経験から教育プログラムを展開する指導者です。
今後の展望
「もののふ立志会」は、志を育てる具体的な活動を展開し、人生や企業を含むあらゆる側面を学びの道場として捉えています。「志は一人では育たない」という理念のもと、強い志を持つ1,000人の変革者を生み出すために活動を続けていく方針です。