八ヶ岳に自転車競技パーク『YBP』がオープン
日本の自然を代表する八ヶ岳の大自然に位置する自転車競技パーク『Yuta’s Bike Park』(通称:YBP)が、2023年6月1日にグランドオープンしました。この新施設は、オリンピック正式種目であるBMXレースの世界基準コースとアマチュア向けのコースも搭載しており、自転車愛好者のための新たな遊び場となっています。
自転車競技パークの概要
YBPの設立は、自転車競技界で活躍するプロライダー、栗瀬裕太氏の情熱に支えられています。彼はBMXやマウンテンバイク(MTB)の競技においてトップライダーとして権威を持ち、自己のライダー活動と並行して、特殊自動車免許を取得し、2011年からの約2年半をかけてこのパークを構築しました。昨年8月にはプロ向けコースが完成し、今年ついにアマチュアコースが追加され、正式オープンを迎えました。
プロとアマチュア、両方のニーズに応える
YBP内部には、オリンピックを目指すトップライダーたちがトレーニングするための世界基準のコースと、BMXやMTBを始めたばかりの人々が楽しめるアマチュアコースが設置されています。アマチュアコースの料金は一般1,000円、子供(18歳未満)800円であり、初回利用時には簡単な講習も行われます。また、自転車を持参しなくてもレンタルが可能で、レンタル料金には必要な保護具一式が含まれているため、訪問者は手ぶらで楽しむことができます。
開放的な自然との調和
YBPは山梨県北杜市の小淵沢エリアに位置し、観光名所としても訪れる人々に新たなアクティビティを提供することを目指しています。周囲の美しい自然環境を背景に、自身の愛車でコースを駆けることができるほか、レンタル自転車を利用して気軽に自転車競技を楽しむことが可能です。
オープニングイベント
グランドオープンに際し、6月1日には記念イベントも開催されます。オープニングセレモニーやトップライダーによるデモ走行も行われ、来場者との交流や、サイン会も予定されています。イベントは11時からスタートし、その後、一般の方々がコースを利用できるようになります。この機会を通じて、自転車の魅力を広めることが期待されています。
YBP PROJECTの理念
一般社団法人YBP PROJECTは、BMXレースを基盤としながら、自転車のオフロード競技を普及させ、五輪でのメダリスト輩出を目指しています。選手レベルの向上や新たな競技者の育成、持続可能な環境を整備することを重要なテーマとして掲げています。このビジョンを実現するため、様々な活動を展開中です。
このように、八ヶ岳の自然に抱かれた『YBP』は、 BMXやMTBを通じて訪れる人々に新しい体験を提供し、同時に地域の活性化にも貢献することでしょう。
施設情報