パーソルとコロワイドが共同で社員食堂をリニューアル！新たなコミュニティの場に

パーソルとコロワイドが共創する新しい社員食堂

2023年、パーソルホールディングス株式会社と株式会社コロワイドは、社員の健康やエンゲージメントを高めるべく、パーソル南青山本社の社員食堂をリニューアルオープンしました。この取り組みは、単なる食事提供の場を超え、社員間のコミュニティ形成を促進する「コミュニティハブ」としての機能を持つことを目指しています。

社員食堂の重要性

近年、物価の高騰が影響し、都市部で働くオフィスワーカーのランチ事情は厳しさを増しています。従業員の満足度を向上させるため、企業は社員食堂の新設や運営改善に取り組んでいます。パーソルは、グループ内のシェアフル株式会社とコロワイドとのパートナーシップにより、コロナ禍で閉鎖されていた社員食堂を再開する決断を下しました。

社員食堂のリニューアル内容

リニューアルされた社員食堂は、パーソルグループ内で共通利用されるスペースとなり、来訪者との会議や対談にも利用されます。これにより、様々なバックグラウンドを持つ人々が集まり、コミュニケーションが活性化する環境が整いました。今後、パーソルとコロワイドは、社員や顧客、取引先が新しいアイデアや協力関係を生み出す場として、この食堂を育てていく方針です。

パーソルの取り組み

パーソルは、社員食堂を「コミュニティハブ」としてデザインし、単なる食事提供の場ではなく、社員やクライアントが交流し、新たな絆を形成する場として位置づけています。昼間のランチ営業に加えて、夜間にも各種イベントを開催可能な体制を整えることで、社員同士の交流やチームビルディングを後押しします。また、来訪者に対してパーソルグループのサービスを体験できる「ショーケース」としての役割も果たします。例えば、スキマバイトアプリ「シェアフル」から人材を雇用することで、食堂の運営が行われます。これにより、社員はリアルなビジネスシーンを体感し、パーソルのソリューションやサービスについても理解を深めることができます。

コロワイドの参加

コロワイドは、事業所給食での経験を活かし、社員食堂を「コミュニティハブ」として機能させるために、独自のフードサービスソリューションを持ち込みます。多彩なメニューを用意し、レストラン品質の料理を提供することで、来訪者や社員が気軽に訪れることができる環境を整えています。さらに、セントラルキッチンを活用して「出来立て感」を大切にした料理を提供し、安心して利用できる食材を確保します。

今後の展望

今後、パーソルとコロワイドは社員食堂のメニューに対するフィードバックを収集し、新たなメニュー開発に役立てる方針です。また、スキマバイトアプリを利用した人材マッチングやAIの活用など、パーソルの最新技術を取り入れた取り組みも行っていきます。これにより、飲食業界における「労働」に関する理解を深め、社員の働きがいの向上や職場環境の改善に努めていく所存です。

パーソルグループは「はたらいて、笑おう。」をテーマに掲げ、社員の健康や心を大切にする取り組みを続けています。食を通じて社員のつながりや新たな発想を育み、より良い「はたらく」環境を目指すこのプロジェクトは、今後の展開に大きな期待が寄せられています。