AI測定システム受賞
2025-10-23 09:34:03

パーソルAVCテクノロジーのAI測定システムがグッドデザイン賞受賞

パーソルAVCテクノロジーの革新技術、『AI みぞみるくん®』が2025年度グッドデザイン賞を受賞



パーソルグループが掲げる「はたらいて、笑おう。」を理念に持つパーソルAVCテクノロジー株式会社が、2025年度のグッドデザイン賞を受賞したことを発表しました。今回受賞したのは、同社が開発したレーザー・AIを駆使したタイヤ測定システム、『AI みぞみるくん®』です。自動車のタイヤ整備の在り方を変えるこの製品は、業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する重要な一歩となっています。

『AI みぞみるくん®』の誕生背景と特徴


近年、ハイブリッド車や電気自動車(BEV)の普及により、自動車の重量は増加傾向にあり、その結果としてタイヤの摩耗や劣化が走行安全に与える影響は無視できません。これまで、タイヤの状態を測定するためにはアナログ的な方法や経験則に依存することが多く、安全を確保するための信頼性には限界がありました。

この問題を解決すべく、パーソルAVCテクノロジーは、オーディオ・ビジュアル関連商品や車載機器で培った技術を生かし、『AI みぞみるくん®』を開発しました。このシステムを使えば、誰でも簡単に、しかも短時間で自動車のタイヤの残り溝を正確に測定することができるのです。さらにAIや画像解析技術を活用して、タイヤのひび割れや傷といった劣化状況を把握し、そのデータも保存可能となっています。

業務効率化と安全確保を両立


このシステムは、ユーザーにとっての効率だけでなく、整備業界全体の品質向上にも寄与します。具体的には、タイヤの測定が約60秒で行えるので、業務の軽減に直接つながります。また、測定結果はその場でクラウドにアップロードでき、紙やパソコンへの手入力の手間が省けるため、これまで以上に効率的な業務運営が可能になります。

さらに測定結果は分かりやすく表示され、プリントアウトすることもできるので、顧客に迅速に結果を伝えることが可能です。このようなサービスは、顧客との信頼関係を深め、さらなる販促活動にも寄与すると期待されています。

デザインへのこだわり


社内のデザインチームでは、ユーザーのニーズに応じたUXデザインに注力しました。例えば、バンパーなどの衝撃に強い筐体を採用し、手袋をしたままでも操作しやすいデザインに配慮。また、分かりやすいプリントデザインにより、整備現場での実際の使用状況を考慮した細やかな配慮が活かされています。

開発を手掛けたデザイナーは、「このプロジェクトは、テクノロジーの力で技術を支え、安全で確実なタイヤ測定を実現することが目標でした」と述べており、受賞はその努力の証と言えるでしょう。

グッドデザイン賞について


グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本のデザイン評価制度で、特に社会課題に対する解決策の一つとしてデザインを活用することを目指しています。『AI みぞみるくん®』の受賞は、この理念に基づいたものであり、今後の全国展開に期待が寄せられています。

パーソルAVCテクノロジーの未来


パーソルAVCテクノロジーは、技術を通じて人々の「かなえたい」を実現することを使命としています。AI、DX、IoTといった最先端の技術を駆使し、今後も新たな価値を創出し続けることでしょう。私たちの整備を支える『AI みぞみるくん®』がもたらす未来に、ぜひご注目ください。


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会社情報

会社名
パーソルAVCテクノロジー株式会社
住所
大阪府高槻市幸町1-1
電話番号
072-690-7535

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