橋本市が空家等対策及び移住定住促進プロジェクトを始動
橋本市は、地域の空き家問題を解決し、若者の定住を促進するために新たなプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、空き家や空き地の所有者と新築住宅を希望する若者世帯をマッチングし、双方のニーズを充足させることを目指しています。
空家の所有者への呼びかけ
空き家や土地を持つ方々には、管理や解体、相続などでお困りの方が多いのではないでしょうか。橋本市では、空家バンク制度を通じて不動産の売却や賃貸を検討することを提案しています。それが適わない場合には、助成制度を利用し若者世帯に物件を無償で譲渡する協力をお願いしています。詳しいことは、建築住宅課へお問い合わせください。
土地探しをしている若者へ
新しく住宅を建てるための土地を探している方には朗報です。橋本市では、空き家バンクに登録された物件を随時公開していきます。所有者から手放される物件の中には、住宅用地として活用できるものもありますので、ぜひ橋本市のホームページをチェックしてみてください。
助成金制度の詳細
この助成金制度は、空き家や土地の管理に困っている所有者と、住宅を新たに建てたい若者を結びつけるためのものです。最大70万円の助成金が提供され、若者が新築するための土地の取得コストを軽減することができます。助成の対象となる経費は、以下のように多岐にわたります。
1. 固定資産税及び都市計画税
2. 残地物等の処分費用
3. 譲渡契約書作成にかかる費用
4. 所有権移転登記の登録免許税
5. 不動産取得税
6. 贈与税
ただし、これらの経費は譲受人が実際に負担するものでなければなりません。
助成対象物件について
助成の対象となる物件にはいくつかの条件があります。空き家バンクを通じて無償または1万円未満で譲渡される住宅用地が対象となります。また、借地権や抵当権が設定されていないことが求められ、親族間の譲渡は対象外です。
若者世帯の条件
助成金を受け取るためには、以下の条件を満たす必要があります。
1. 空き家の引き渡しから2年以内に新築する意向があること
2. 適切に空き家を管理すること
3. 39歳以下であること
4. 市町村税を滞納していないこと
5. 暴力団に関与しないこと
橋本市の公式情報
詳細については、橋本市の公式ホームページや空家バンク制度に関するページをぜひご覧ください。地域の空き家が新たな住まいに生まれ変わるチャンスです。この制度を通じて、橋本市への移住を考えている方々にとって、魅力的な選択肢となることでしょう。
以上、橋本市が展開する空家対策と若者定住促進策についてお伝えしました。