BYDが5月に新たな登録数記録を樹立
2025年5月、BYD Auto Japan株式会社(以下BAJ)によると、同社の登録台数が416台に達し、過去の最高記録を更新しました。この記録は、昨年2024年3月に記録された353台を上回り、特に「BYD SEALION 7」の影響が大きかったと分析されています。さらに、JAIA輸入車ブランド別登録台数ランキングにおいて、BYDが初めてトップ10入りを果たしました。
BYDのモデル展開
BAJは、2023年1月から様々なタイプの電気自動車(EV)を日本に導入しています。小型ハッチバックの「BYD DOLPHIN」、中型セダンの「BYD SEAL」、そして大型クロスオーバーSUVの「BYD SEALION 7」がその一部です。これにより、BAJは小型、中型、大型の各SUVモデルを取り揃え、消費者のニーズに応えています。
セールスの牽引役:BYD SEALION 7
「BYD SEALION 7」は、市場に投入されるや否や高い関心を集め、特にその価格や性能、クオリティが評価されました。特に後輪駆動モデルが人気を呼び、その割合は全体の約6割を占めています。カラー展開も豊富で、オーロラホワイトが最も人気の高い色となっています。
ブランド力の向上
「BYD SEALION 7」の成功は、既存のモデルの販売増加にも寄与しました。このモデルが国内市場でのBYDの認知度を高め、消費者にとって魅力的な選択肢となりました。その結果、「BYD ATTO 3」や「BYD DOLPHIN」、「BYD SEAL」の販売も増加し、全体的なブランドイメージ向上につながったとBAJは評価しています。
今後の展望
BAJは、今後も新たなモデルを展開する予定です。2023年内にはプラグインハイブリッド車(PHEV)の発表があり、2026年後半には軽EVの導入計画も進行中です。これらの取り組みは、BYDの成長をさらに加速させ、より多くの消費者に魅力的な選択肢を提供することを目指しています。
まとめ
2025年5月の登録数更新は、BYDの市場での成長を示す重要な指標となりました。「BYD SEALION 7」をはじめとした魅力的なラインアップにより、同社は日本市場での存在感をさらに強めています。今後の展開にも期待が高まります。BYDは、持続可能な移動手段の実現に向けて、電動化や脱炭素社会の実現に貢献することに変わりありません。
詳細については、BYD Japan Groupの公式サイトを参照してください。