地域貢献を目指すワコオ工業の新たな挑戦
ワコオ工業株式会社は、持続可能な開発目標(SDGs)に基づく地域社会への貢献を強化するため、私募債発行の一環として「地域応援型SDGs私募債」を引き受けました。7月11日、当日は、ワコオ工業の初めての取り組みとして、財務代理人としてもその発行を支援しました。
この私募債は、ワコオ工業が発行するもので、収益の一部を地域に還元することを目指しています。具体的には、私募債発行企業から得た手数料の一部を活用し、企業が指定した寄贈先へ貴重な資材や設備を寄贈する仕組みです。
今回の寄贈先は、倉敷市立真備陵南高等学校で、寄贈式は11月12日予定されています。この寄贈により、高校生たちがより良い学習環境で学ぶことができるようになることを目指しています。
ワコオ工業株式会社の基本情報
ワコオ工業は1970年に設立され、バルブメンテナンス業を主な業務とする企業です。札幌市白石区に本社を構える同社は、年間売上高1598百万円を誇ります。今回の私募債発行額は50百万円で、5年間の発行期間が設けられています。
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- - 銘柄名: ワコオ工業株式会社 第11回無担保社債
- - 所在地: 札幌市白石区中央三条2-1-50
- - 代表者: 和田一仁
- - 発行額: 50百万円
- - 発行日: 令和7年7月11日
- - 返済方法: 定時償還(半年ごとの分割償還)
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地域社会との共生を目指す
ワコオ工業は、岡山県水島地域で高度な技術を誇る東邦産業株式会社と協力し、社会インフラの安全・安定稼働に寄与するために、メンテナンス業務にも力を注いでいます。
また、国家や地方自治体の求めに応じた適切な技術を提供しながら、次世代への技術継承や教育支援も重要なミッションとしています。今回の寄贈もその一環であり、地域の高校生たちに質の高い教育環境を提供することで、未来を担う人材育成に寄与することを狙っています。
最後に
地域の若者たちがより良い学びを得られるよう、ワコオ工業の取り組みは今後も続いていくでしょう。私たちも、その成果を見守りながら、この企業の地域貢献活動を応援していきたいと思います。