スタートアップと支援者を繋ぐ新たなプラットフォーム「スタコネ」登場

新たなスタートアップ支援プラットフォーム「スタコネ」の誕生

2021年末、日本は金融資産が歴史的な高水準に達する一方で、その半分以上が現金として留まっている現状があります。この背景の中、スタートアップにとっては「ヒト・モノ・カネ」を集めることが大きな課題であり、資金調達の環境も多様化が求められていました。そこで、新たに登場したのが「スタコネ」というスタートアップと支援者を直接繋ぐ会員制プラットフォームです。

「スタコネ」は、スタートアップが抱える課題の解決をサポートするために設計されました。シードによる8500万円の資金調達を実施したこのプラットフォームは、29名の投資家からの支援を得て、より多くのスタートアップとのマッチングを進めていく予定です。具体的には、人材採用、システム機能の強化、プラットフォームの運営に資金が利用されます。

「スタコネ」のサービス内容とは？

「スタコネ」はスタートアップ支援をメインに、以下のようなサービスを提供しています。まず、スタートアップが直面する様々な課題に対し、営業支援、資金調達、人材確保、戦略策定などの専門家と直結できる機会を設けています。その結果、シード期からアーリー期にかけての成長を加速させるための強力なサポートとなるでしょう。

次に、会員制コミュニティを通じて厳選されたスタートアップの紹介が行われます。会員は経営者・支援者を対象とし、共通の目的や趣味を持つ人々が集まる場として機能します。オンライン・オフラインのイベントを通じて、ビジネスマッチングや情報交換が行われ、さらに多くのビジネスチャンスが生まれる仕組みとなっています。

資金調達の背景

日本の家計金融資産は、過去最高の2,000兆円に達したにも関わらず、依然として国民は資産運用に対して保守的です。これにより、スタートアップは必要な経営資源を効率的に確保できず、成長が難しい状況が続いています。このような課題に対して、スタートアップコネクト社は経営資源の適切なマッチングを行い、持続的成長を支援することを目指しています。「スタコネ」を通じて、スタートアップと支援者が相互に利益を享受するエコシステムの構築を進めていきます。