日本初！ペットサロン業界団体が設立し新たなサービス基準を目指す

日本ペットサロン協会設立！新しい時代の到来

日本国内で初めてとなるペットサロン業界の団体、日本ペットサロン協会が2013年10月1日に設立されました。この新たな団体は、動物愛護の観点からペットサロン業界全体のサービス向上と発展を目指しており、全国に広がる約21,166件のペットサロンを一つに凝集することを目的としています。

背景と目的

近年、2013年9月に改正された動物愛護管理法が施行され、動物取扱業の適正化が求められるようになりました。これに伴い、ペット業界の倫理や品質に対する期待が高まっています。ここで重要なのは、消費者が質の高いサービスを選ぶ際の判断基準が求められていることです。

このような背景の中、ペットサロンの経営者たちが集まり、2012年10月に準備委員会が発足しました。その結果、協会の設立が実現し、動物取扱業者としての責任を果たすためのガイドラインの策定を行うことになりました。

主な活動内容

日本ペットサロン協会は、以下のような主な活動を予定しています：
1. 加盟店の安全基準の広報 - 消費者に向けて、加盟店が提供するサービスの基準を明確にします。
2. サロンのサービスガイドラインの作成 - 加盟店が高いサービス水準を維持できるよう、具体的な指針を提供します。
3. 保険加入のサポート - 加盟店に対し、賠償責任保険への加入を促し、安全な運営をサポートします。
4. 経営支援の相談窓口の設置 - 法務、税務、労務に関する相談を受け付け、経営の課題解決に役立てます。
5. ボランティア活動の推進 - 動物愛護のための活動にも注力し、業界全体での意識向上を図ります。

協会は、加盟店を2013年11月から募集しており、2016年末までに2,000店舗の加盟を目指しています。このキャンペーンは公式ウェブサイトで進められ、初期加入者向けには設立記念パーティーも開催される予定です。

設立記念パーティーの概要

設立を記念するパーティーは、2013年11月1日に品川プリンスホテルのメインタワーで開催されます。ここでは協会の理念や活動内容の説明があり、ペットサロン経営者や関連企業が交流を深める貴重な機会となるでしょう。参加資格はペットサロン経営者や関連企業の担当者に限られており、多くの業界関係者が集うことが期待されます。