温泉旅館の挑戦
2021-08-31 11:01:26
温泉旅館地熱発電プロジェクトでカーボンニュートラルを目指す新展開
温泉旅館が地熱発電でカーボンニュートラルを目指すプロジェクト
温泉旅館が新たに始めた『RE100対応・温泉旅館地熱発電プロジェクト』は、持続可能なエネルギーの利用を目指した画期的な取り組みです。このプロジェクトは、国内にわずか77件存在するFIT認定を受けた地熱発電所から供給される電気を活用し、温泉源を利用することで再生可能エネルギーの有用性を実証することを目的としています。
地熱発電の電力供給スキームには、『山翠パワー』から調達した電気が使用され、その際に「トラッキング付FIT非化石証書」と組み合わせることで、RE100に対応しています。この証書により、電気を使用する企業は、山翠パワーによって生成されたCO2フリーの電気を利用していることが認められるのです。
カーボンニュートラルの実現へ
このプロジェクトは、2050年のカーボンニュートラルの実現を目指すものであり、未活用の地熱エネルギー資源を利用することにより、より持続可能な社会を築くことを目指しています。参加希望者は、同プロジェクトに関心のある方々を歓迎しており、広報室に問い合わせることが推奨されています。
山翠パワーとは
『旅館山翠』と『ふるさと熱電株式会社』が共同で立ち上げた山翠パワーは、地熱発電事業を展開しています。この事業は、地域の経済・資源・絆を大切にしつつ、持続可能な発展を実現することを目指しています。プロジェクトを通じた収益は、旅館の持続的な経営にも寄与する予定です。
募集内容
本プロジェクトでは、地熱発電などの再生可能エネルギー資源について前向きな方々を求めています。特に地熱発電の活用に関心がある方々や、熊本県や小国町に興味を持つ方々が歓迎されています。エリアは全国ですが、沖縄県及び離島を除いています。供給開始は2022年1月以降を予定しており、年約700MWhの発電規模が見込まれています。今後、このスキームが成功すれば、他の温泉旅館への展開も考えています。
中央電力の社会貢献
中央電力株式会社は、地熱発電の活用を推進し、持続可能な社会作りに貢献していく方針です。この取り組みにより、今後さらに未利用のエネルギー資源の活用に向けた活動も期待されます。電気を通じて、安心・安全・健康的な生活基盤の構築を進めることで、カーボンニュートラルの実現に向けて着実に進んでいくとしています。
企業情報
商号:中央電力株式会社
代表者:平野 泰敏
本社所在地:東京都港区赤坂 1-9-13
資本金:1億円
グループ会社の中には、中央電力ソリューション株式会社などの子会社が含まれています。
会社情報
- 会社名
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レジル株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内一丁目8−1丸の内トラストタワーN館14階
- 電話番号
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03-6846-0900