2024年11月10日、大阪・淀屋橋の朝日生命ホールで笑福亭松喬による独演会『第五回 松喬三昧』が開催されます。この公演は毎年恒例のイベントで、今年は特にバラエティに富んだ内容が予定されています。公演は2部構成で行われ、第1部では「近江八景」や「まんじゅう恐い」といった古典落語が披露される予定です。そして第2部では、松喬が新作として創作した落語「酒盗(しゅとう)」も楽しめます。
また、特に注目されるのは今年のゲスト陣です。第1部には“歌う落語家”として知られる桂雀三郎師匠が登場します。彼は音楽ライブも行っているため、落語と音楽の融合が楽しめる貴重な機会です。さらに、第2部には松喬の弟弟子である笑福亭右喬さんが出演し、親しい仲の二人による対談コーナーも設けられています。
松喬は芸歴41年目の集大成として、ゲストの力量を借りながらも自身のスタイルを貫く意気込みを見せています。「後ずさりは絶対しない」と語る松喬は、力量を存分に発揮し、会場を盛り上げることでしょう。
公演の詳細は以下の通りです。
- - 日時: 2024年11月10日(日)
- - 開演: 第1部 11:00 / 第2部 15:00
- - 会場: 朝日生命ホール
- - 料金: 前売り 3,000円 / 当日 3,500円(全席指定)
出演者には、笑福亭松喬をはじめ、桂雀三郎、笑福亭喬龍、笑福亭喬路、そして笑福亭右喬が名を連ねています。また、三味線演奏ははやしや香穂が担当します。
チケットは8月20日より先行予約が開始され、一般発売は9月10日となっています。広く親しまれてきた松喬三昧が、今回も新たな魅力を持って皆様を迎えます。珠玉の古典ネタや新作落語をぜひ体感してください。笑福亭松喬の特別な一日をお見逃しなく!
笑福亭松喬のプロフィール
笑福亭松喬は1961年に生まれ、兵庫県西宮市出身です。1983年に入門し、2017年に七代目松喬を襲名しました。そのキャリアにおいて多くの賞を受賞し、落語界での評価を確立しています。ラジオ番組「笑福亭松喬の笑えば大吉」でも活躍中です。彼の公式Facebookでは日常や公演情報を発信しているので、ぜひチェックしてみてください。