スポーツ業界の革新
2022-04-08 16:30:02
ユニバーサルスポーツジャパン、Authense Groupとの提携で新たなリーガルサポートを開始
ユニバーサルスポーツジャパンとAuthense Groupの提携
2022年4月8日、東京都港区に本社を置く株式会社ユニバーサルスポーツジャパンが、同じく東京都港区に拠点を置くAuthense法律事務所を展開するAuthense Groupと資本業務提携を締結しました。この提携は、プロアスリートが現役価値を最大限に引き出し、質の高い人生を歩むための多岐にわたるサポートを提供することを目的としています。
アスリートにとって、法律面でのサポート、生活の質(QOL)の向上、資産管理、そしてセカンドキャリアの支援は非常に重要な要素です。特に、プロリーグでプレーする選手たちは、移籍契約やスポーツビジネスにおいて法律的なトラブルに見舞われることも少なくありません。そこで、専門的な法務の支援が求められるのです。
サッカーエージェント事業への参入
今回の提携により、ユニバーサルスポーツジャパンは、Authense Groupの法務チームと連携し、サッカーエージェント事業において新しい価値を提供していくことが期待されています。特に日本では大手法律事務所がサッカーエージェントとして参入するのは初めてのことであり、その意義は非常に大きいと言えるでしょう。
サッカー界においては、2015年にFIFAが代理人制度を廃止し、選手が登録を済ませることで仲介業務を担えるようになりました。しかし、この新制度によって選手たちは適切な知識を持たない intermediariesと契約し、トラブルに巻き込まれるケースが増加しています。こうした状況を受けて、FIFAはライセンス制度の導入を含む総合的な改革に向けた議論を進めています。
提携の背景と目的
ユニバーサルスポーツジャパンとAuthense Groupの提携は、選手、クラブ、サッカー界全体にとってプラスとなるエージェントシステムの構築を目指したものです。近年、サッカー選手たちは契約や移籍交渉時に法律問題に直面することが多く、法務の専門家による介入が不可欠であることが明らかになっています。
これを受けて、両社は協力して選手の法律問題を解決し、セカンドキャリアや資産管理を含む多様な課題に対処することで、プロアスリートが充実した人生を送れるよう支援することに力を入れています。
Authense法律事務所の魅力
Authense法律事務所は「すべての依頼者に最良のサービスを」という理念を掲げ、幅広い法務サービスを提供している総合法律事務所です。創業からの信念のもと、企業法務を中心に個人法務や刑事事件にも対応し、高い専門性を誇ります。
同事務所は、法律相談ポータルサイトの運営などにも力を入れており、クライアントのニーズに応じた多様なサービスを展開しています。Authense Groupのネットワークとコラボレーションすることで、ユニバーサルスポーツジャパンのプロアスリート支援サービスは更なる高みへと進化していくのです。
株式会社ユニバーサルスポーツジャパンの紹介
ユニバーサルスポーツジャパンは、サッカー選手の契約や移籍交渉を全面的にサポートするエージェント会社です。代表取締役社長の遠藤貴氏は、イングランドサッカー協会(FA)認定の選手代理人として活躍しており、VfBシュトゥットガルトの遠藤航選手や伊藤洋輝選手、U-22日本代表のチェイス・アンリ選手など、多くの選手と契約を結んでいます。
新たなスキルを得たサッカーエージェント事業と法律のプロが手を組むことで、プロアスリートの未来はより明るく、豊かになると期待されています。
おわりに
この資本業務提携は、プロスポーツの世界において新たなマイルストーンとなるでしょう。法律とスポーツが結びつくことで、アスリートたちが抱える課題を解決し、より良い未来への道筋を指し示すことができるのです。今後の展開が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ユニバーサルスポーツジャパン
- 住所
- 東京都港区港南3-6-21コスモポリス品川903
- 電話番号
-
03-5769-2363