アニメーター佐藤好春氏の40年を振り返るトークショーと原画展が九州で開催

アニメーター佐藤好春氏の特別イベントが開催

アニメーション界の巨匠、佐藤好春氏の画業40年を祝う特別なイベントが、福岡県北九州市と長崎市で行われます。氏は「となりのトトロ」や「世界名作劇場」といった名作で知られ、特に九州の製パンメーカー『フランソア』のCMには10年以上関わってきました。

トークショーとサイン会

このイベントの目玉は、トークショーとサイン会です。北九州では2019年8月12日、長崎では8月25日に開催されます。トークショーでは、佐藤氏がキャラクターやアニメーションの描き方について語り、参加者には特別なギフトとしてフランソアの「スローブレッドシリーズ」のパンが配られます。ただし、数量の制限があるため、参加を希望する方は早めの訪問が推奨されます。

参加方法は、九州のアニメイトで「佐藤好春と考えるキャラクターとアニメーションの描き方」を購入すると、イベント参加券が配布されます。また、各店で限定販売されている『カシスとアルルの物語設定資料集』を購入しても参加券が得られます。

当日、現地で商品を購入すると飛び入り参加も可能ですが、参加券は先着順ですので、あらかじめアニメイトの公式Twitterで確認をおすすめします。

原画展：貴重な資料の展示

トークショーと同時に、氏の原画展も開催されます。北九州市のアニメイト小倉、長崎市のアニメイト長崎では、それぞれの会場で佐藤氏が手がけた作品の原画や設定資料が展示されます。特に、フランソアのCMでの直筆キャラクターデザインや絵コンテは必見です。展示される作品は100点以上で、時間を忘れて見入ってしまう内容です。

オリジナルグッズの販売

イベントに合わせて、佐藤好春氏の作品を使用したオリジナルグッズも販売されます。3,000円以上お買い上げの方には直筆サイン入りポストカードがプレゼントされ、さらに5,000円お買い上げごとに抽選券が渡されます。これを使って、描きおこしの「フランソア直筆カラーイラスト」が当たるチャンスもあります。

佐藤好春氏について

佐藤好春氏は1958年横浜に生まれ、これまでに多くの名作アニメを手掛けてきました。彼は特に子供向けの作品に心を込めて創作し、その優しく温かみのあるキャラクターは多くのファンに愛されています。『おもひでぽろぽろ』や『ポリアンナ物語』など、彼の作品を一度でも見た方なら、その魅力を理解できるでしょう。

このように、佐藤好春氏の40年の集大成を体感できるこのイベントは、ファンにとって貴重な体験となること間違いなしです。興味のある方はぜひ参加して、アニメーションの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。