フリーマガジン「馬旅」が誕生
2023年、豊橋市に拠点を置くホースパートナーズが、乗馬と旅行を組み合わせたフリーマガジン「馬旅」を創刊しました。このマガジンの主な目的は、乗馬というアクティビティをより身近に感じてもらい、旅行の新たな楽しみ方として提案することです。「馬旅」には、世界で活躍する女性たちが執筆し、彼女たちの目を通じて馬と旅の魅力を伝えています。
創刊の背景
乗馬人口は平成10年以降、ほとんど増えていないという現実があります。この問題を解決するため、ホースパートナーズは乗馬と旅行を掛け合わせた新たなサービスを展開し、より多くの人に乗馬の楽しさを伝えることを目指しています。また、年に約7,000頭の馬が生産され、競走馬が多くを占めるため、引退した馬をリトレーニングし、新たな活躍の場を提供することも目指しています。
乗馬の敷居を下げる
「馬旅」は、乗馬を敷居の高さから解放し、旅行の目的地としての馬とのふれあいを楽しむことを提案します。「北海道の草原」や「富士山の麓」、さらには「沖縄の海岸」といった美しい自然の中での乗馬は、心と体のリフレッシュにもつながります。
世界で活躍する女性の声
「馬旅」には、アメリカで乗馬施設を運営する女性や、イギリスで乗馬旅行サービスを提供する女性たちのインタビュー記事が掲載されており、彼女たちの経験や思いを通じて、プロとしての視点から乗馬の魅力が語られています。これにより、乗馬だけでなく、旅行としての楽しみ方や新しいアプローチを提案しています。
タイアップで広がる活動
今後、「馬旅」は企業や団体とのコラボレーションも考えており、さらに多くの人に乗馬の楽しさを届けるための広報活動を行う予定です。また、特性のある乗馬倶楽部に関する情報もWEBサイトで提供し、興味を持った人々がすぐにリサーチできるようにします。
好評を得ている「馬旅」
創刊号は、電子版が公開から3日で2,000人以上の閲覧を集め、乗馬クラブでは冊子がすぐになくなるほどの人気を誇っています。これだけ多くの人々が乗馬に興味を持っている一方で、実際にライディングをする人が少ないという現実を見据え、引き続き効果的な情報発信に努めていきます。
次号の展望と新たなサービス
第2号では企業や団体とのタイアップ連載を予定しており、さらに「馬」と「乗馬」に対する理解を深め、乗馬業界と企業とのつながりを強化します。また、ホースジャーナリストであるYURIE KONOさんの撮影による、ヨーロッパでの乗馬旅行に関する映像も予定しており、臨場感あふれる体験を提供していく予定です。
結びに
「馬旅」を通じて、乗馬がもっと気軽に楽しめるアクティビティとして広まることを期待しています。特に、馬と人との絆やそこで得られる心の健康にフォーカスを当てた取り組みが進むことで、ますます多くの人々に乗馬の楽しさが伝わることでしょう。
公式サイト:
馬旅
電子ブック版:
馬旅創刊号