メタバース「MEs」のO社が150万ドルを調達し創造性を育成へ

メタバース「MEs」が開発中のO株式会社、150万ドルの資金調達

O株式会社は、新たなメタバース体験「MEs」の開発に取り組む日米スタートアップです。最近、150万ドルの資金を調達したことで、プロダクト開発や人材の採用を加速させる見込みです。2022年夏には、3Dファイル保存機能を備えた「MEsパーソナルナレッジコレクション」を、続けて冬には、他のクリエイターとの交流が可能な「MEsマルチプレイヤーワールド」をリリースする予定です。

MEsのビジョンとコンセプト

「MEs」は、アーティストやクリエイターが集まり、思考を刺激し、アイデアを生み出す場を提供することを目的としています。利用者たちは自分の創造力を存分に発揮し、多様なアイデアに触れることで、さらに彼らのクリエイティビティを育むことができるでしょう。

MEsの空間では、利用者同士がお互いの作品に触れ合いながらインスピレーションを得ることが可能で、発想のプロセスそのものを大切にする環境を実現します。このような環境が、利用者の新たな想像力を引き出すとO社は信じています。

2つのサービスの提供計画

1. MEsパーソナルナレッジコレクション
夏にリリース予定のこのサービスでは、自分の思考過程を自由に記録できる3Dファイルシステムを提供します。利用者は自由な形式でファイルをアップロードし、過去のアイデアも時系列で振り返ることができます。

2. MEsマルチプレイヤーワールド
冬にリリースされるこのワールドは、クリエイター同士が交流できるメタバースです。作品を展示したり、他のクリエイターのワールドを探検し、多様性に触れることで自らの創造性を刺激します。

CEOのビジョン

代表取締役のa春氏は、クリエイティブなプロセスは自己との対話を重ねることだと述べています。MEsは、その中で蓄積された思い出やアイデアを視覚化し、再び現れることを支援します。デジタルとリアルの融合を通じて、創造性を育む場を提供することをウェブの中で実現したいと考えています。

投資家からの評価

Dawn Capitalの山﨑大世氏は、MEsが新たなクリエイティブ活動を実現するための理想的なツールであると高く評価しています。デジタル技術の進化は、クリエイティブな活動も新たな形で促進するべきだと考えています。O株式会社のメンバーのビジョンや情熱により、MEsを通じて多くの人々に感動を届けることができると期待しています。

O株式会社の紹介

O株式会社は、アートやデザインの最前線で活躍するメンバーから成り立っており、様々なバックグラウンドを持つ才能が集まっています。設立から約2年で、すでにクリエイターやアーティストとのつながりを深め、多様したイベントやプロジェクトに参加してきました。O社は、クリエイティビティの新たな形を探求し続けています。

MEsを通じて、全く新しい創造的コミュニケーションが生まれることを期待しています。今後の展開に目が離せません。