OPPOが新たな生成AI技術を披露
2024年4月のGoogle Cloud Next '24に続き、
OPPOは8月7日に北京で開催された
Google I/O Connect China 2024に参加し、その革新的な生成AI技術を発表しました。このイベントでは、OPPOのソフトウェアエンジニアリング部門のトップ、
Kai Tangが登壇し、生成AIがスマートフォン業界に与える影響について解説しました。また、
Googleの生成AI「
Gemini」と統合された最新機能も紹介されました。
生成AI技術がもたらす革新
Kai Tang氏は、「生成AIは革命的な技術であり、モバイル業界を変革しています。OPPOはすべての人にAIスマートフォンを提供することに尽力しています」と語ります。この発言からも、OPPOがユーザー重視の姿勢でAIスマートフォンを普及させる意向が伺えます。
OPPOとGoogleの密接な協力関係により、生成AIの応用領域は広がっています。特にAI能力を活用した新たな機能は、グローバル市場でも注目されています。OPPOは、これらの技術を駆使して、スマートフォンを「強力な生産性を有するツール」へと進化させることを目指しています。
新機能の具体例
ここで紹介された主な機能には以下が含まれています:
1.
AI録音要約:会議中の複数の話者を認識し、重要な情報を自動抽出。長時間の会議を簡潔に要約することでユーザーの作業効率を向上させます。
2.
AIツールボックス:AI要約、AIライター、AI読み上げの3つの機能を統合し、効率的な情報収集やコンテンツ作成を支援します。これにより、ユーザーは作業をより効率的にこなせるようになるでしょう。
これらの新機能は、
ColorOS 14に実装され、すでに発売された
OPPO Reno12シリーズで利用可能となっています。これにより、どんな人でも手軽にAI機能を体感できる環境が整えられています。
AIスマートフォンの普及戦略
次にOPPOが注目したのが、AIスマートフォンの普及とユーザー体験の向上です。2024年初頭には初のAIスマートフォンである
Find X7シリーズが市場に登場し、2024年末には約5,000万台のデバイスに生成AI機能を搭載する計画です。これには、グローバル市場での再展開が期待される
Find Xフラッグシップシリーズも含まれます。
OPPOの展望によると、AIスマートフォンには「効率的なコンピューティング」、「現実世界の認知」、「自己学習能力」、「創造力」という四つの特性が求められます。そのため、OPPOはスマートフォンのプラットフォームや操作システム、エコシステムの再構築を進めています。これによって、ユーザー体験の向上を目指しています。
持続可能なAI技術の発展
OPPOは、生成AIを活用し、便利で創造的なユーザー体験の提供を目指しています。また、Googleなどの業界リーダーと協力し、イノベーションを追求していく方針です。これにより、スマートフォン業界は新たなAI時代に突入することが期待されます。
OPPOについて
OPPOは、2008年にフィーチャーフォン「
A103 Smiley Face」を発表して以来、デザインとテクノロジーで業界をリードするスマートデバイスブランドです。現在までに、
OPPO Cloudや
OPPO+などのインターネットサービス、
Findシリーズ、
Renoシリーズなど多様なスマートフォンやIoT機器を提供しています。世界中で事業を展開し、40,000人以上の従業員がより良い生活を実現することに取り組んでいます。
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