特別プログラム「JENESYS」:ASEAN高校生の交流
2024年10月28日から11月4日まで、ASEAN諸国と東ティモールからの高校生が日本で貴重な経験を積む機会があります。このプログラムは、スポーツを通じて持続可能な開発目標(SDGs)への理解を深めることを目的としています。日本の地域社会との交流を促進し、国際的な友好関係を強化することも大きなテーマです。
プログラムの目的
その名も「JENESYS」プログラム。これは日本政府が推進する交流事業の一環で、スポーツを通じた国際理解と地域社会の貢献を目指しています。この特別な機会に参加するのは、ASEAN諸国および東ティモールから選ばれた高校生9名と引率者1名、合計110名が予定されています。
イベント期間の詳細
- - 日程: 2024年10月28日(月)~11月4日(月・祝)
- - 訪問地: 東京都、福島県、千葉県、神奈川県
プログラムの初日、参加者はオリエンテーションを受け、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)によるSDGsに関する取り組みを学びます。その後、外務省を訪問するなど、さまざまな講義や視察を通じて、日本の文化やスポーツについて理解を深めていきます。
-
10月29日: 外務省表敬訪問及び視察(東京都から福島県へ移動)
-
10月30日: 東日本大震災・原子力災害伝承館でのテーマ関連視察と学校交流(福島県立ふたば未来学園高等学校との交流)
-
10月31日: ワークショップおよびスポーツ交流(いわきスポーツクラブでのサッカー教室等)
-
11月1日: 関東圏のJリーグクラブのSDGs取り組みの体験
-
11月2日: 国立競技場見学と試合観戦(JリーグYBCルヴァンカップ決勝)
-
11月3日: ワークショップと報告会
-
11月4日: 帰国
様々な言語での交流
プログラムは日本語、英語、インドネシア語、カンボジア語、タイ語、ベトナム語、ミャンマー語、ラオス語など多様な言語で行われるため、参加者同士のコミュニケーションもスムーズです。
実施団体と協力者
このプログラムは、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)が主催し、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)や各Jリーグクラブの協力を得て実施されます。このような協力関係により、多くの高校生が貴重な経験を得ることができるのです。
国際的な視野を広げつつ、持続可能な社会の実現に向けた意識を育むこのようなプログラムは、今後も進化し続けるでしょう。