リモート猫背を解消するための効果的なストレッチ法を紹介

リモート猫背を解消するためのストレッチ法

1. はじめに

リモートワークが日常化する中、長時間イスに座った姿勢が引き起こす「リモート猫背」が問題視されています。約7時間もの間、座りっぱなしの生活は現代人の姿勢に悪影響を及ぼし、特に女性にとっては体型にも大きな影響を与えます。ここでは、簡単にできる「猫背テスト」とリモート猫背解消のためのストレッチ法を紹介します。

2. 猫背テスト

リモート猫背の状態を簡単にチェックすることができる方法、それが「猫背テスト」です。このテストを行うことで、あなたの姿勢が正しいかどうかを確認できます。以下の手順に従ってテストを行いましょう。

1. 椅子を壁の前に置く
2. 壁に向かって座り、つま先と膝を壁に押し付ける
3. 力を入れずに立ち上がる
* 結果：立ち上がることができれば正しい姿勢、立ち上がれなければリモート猫背の可能性。

3. おうちでできる3分チューニング

リモート猫背を解消するためには、意識的に姿勢を正し、頭や腰の位置を整えることが重要です。ここで紹介する3つのストレッチ法を日常に取り入れることで、簡単に姿勢を改善できます。

(1) 肩甲骨ムーブ

- 目的：肩甲骨を動かす
- ポイント：動作中は息を吐きながら行う
- 効果：肩甲骨の可動域が広がり、胸部のストレッチも実現。肩の痛みを軽減。

(2) 股関節ムーブ

- 目的：股関節を外旋させる
- ポイント：反対側の膝を曲げることで安定感を得る
- 効果：股関節の可動域が広がり、同時に臀部のストレッチが可能。腰の痛み改善にも寄与。

(3) 体側ストレッチ

- 目的：体側をストレッチする
- ポイント：息を吐きつつ、倒した方に手と頭を落とす
- 効果：体幹と体側を捻ることでストレッチが行え、肩甲骨と股関節の連動性を向上させる。

4. チューニングの開発に関わった専門家

この3分チューニングは、株式会社ゼロイニシャライズのChief Training Officerである全明伸氏が開発したものです。彼は、プロアスリートを対象にトレーニングを行いながら、筋肉や神経系の調整メソッドを提唱しています。彼の知見を活かして、日々の習慣に取り入れることで、リモート猫背を改善し、快適な生活を送ることができるでしょう。