奈良学園大学、CBT方式の全国導入へ
奈良学園大学が2027年度の入試から、全国のテストセンターで行えるCBT(Computer Based Testing)方式を導入することを発表しました。この取り組みは、受験生にとってより便利な受験環境を提供し、学ぶ機会を拡大することを目的としています。
1. CBT方式のメリット
近年、大学入試における受験機会の拡大や、試験運営の効率化が求められています。CBT方式はコンピューターを利用して試験を実施するため、全国各地のテストセンターで受験できる強みがあります。この方式により、受験生は場所を選ばずに試験を受けることができ、受験にかかる移動の負担を減少させることができます。このような背景を考慮し、奈良学園大学はCBT方式の導入を決定しました。
2. 入試の詳細
大学が発表した情報によると、奈良学園大学の2027年度入試における学校推薦型選抜(公募制推薦入試)B日程にCBT方式が採用されます。
- - 出願期間: 2026年11月1日(日)〜11月11日(水)
- - 試験日: 2026年11月21日(土)
- - 合格発表日: 2026年12月1日(火)
受験者は、奈良学園大学のキャンパスでの受験を選ぶこともでき、従来のPBT(Paper Based Testing)方式にも対応しています。受験科目は英語、国語、数学、理科などから2教科を選択し、試験時間は100分です。
3. 受験機会の拡大に向けた取り組み
奈良学園大学のCBT入試の導入により、受験生の利便性が高まるだけでなく、試験運営における公平性やセキュリティも考慮されています。公正な試験環境を維持するため、受験者は同一の選抜区分で試験を受けることができ、高い安定性が期待されます。これにより、受験生は自らの都合に合わせた柔軟な受験方法を選ぶことが可能になります。
4. 参加企業の役割
今回の取り組みには、株式会社Gakkenとプロメトリック株式会社も関与しています。Gakkenは教育機関向けサービスの知見を活かし、具体的な運用支援を提供。また、プロメトリック株式会社は、全国テストセンター網の提供やCBT試験の運営を行い、試験当日の実施管理を実施します。
5. 大学のコメント
奈良学園大学の学長、金山憲正氏は「受験生が居住地や移動距離に影響されることなく、入学試験に挑戦しやすい環境を提供することが重要です。CBT方式の導入により、遠方の受験生も移動負担を軽減でき、受験機会が拡大することを期待しています」と述べています。
Gakkenの南條達也社長も「受験生の受験機会を広げ、CBT化によって入試運営の効率化を図ります」とコメントをしています。
プロメトリックのジェームズ・ヘーゲンブッシャー代表は「全国のテストセンターを活用し、公平性と信頼性の高い試験サービスを提供することで、大学入試の発展に貢献します」と語りました。
6. 結論
この取り組みにより、奈良学園大学は多様な地域からの受験機会を確保することを目指し、今後も受験生にとってアクセスしやすい環境作りに努めていくことでしょう。受験生が自分に合った受験方法を選び、不安なく入試に臨めるよう、さらなる改善が期待されます。