「森の学び」プロジェクトが始動
2026年5月24日、福岡県のフォレストアドベンチャー・久山で、株式会社フォレストアドベンチャー(本社:東京都)と学習塾を運営する株式会社全教研(本社:福岡市)が共同で新プロジェクト「森の学び」を発表しました。このプロジェクトの目的は、自然の中での遊びを通じて学びを深めるという新しい教育スタイルの提案です。
プロジェクトでは、全教研の講師陣が作成した20個の“問い”をパーク内に設置し、子どもたちがアクティビティを楽しみながらそれに挑戦します。問いには、国語や算数、理科、社会につながる内容が含まれており、「この木の高さは?」「ジップスライドの速さは?」など、子どもたちの好奇心をかき立てるものばかりです。
自然との触れ合いがもたらす教育の変革
発表会では、フォレストアドベンチャーの原由紀子氏と全教研の東村静子氏が、本プロジェクトについての熱い思いを語りました。原氏は、デジタル環境に囲まれた子どもたちが自然環境に触れる機会が減っていることへの危機感を表し、森や自然が「学びと成長の場」としてどのように活用できるかを強調しました。
一方、東村氏は、「子どもたちが自然の中で自ら問いを持つことで、自信を育てることができる」と述べ、プロジェクトが子どもたちの可能性を引き出すことを期待しています。
意義深い“問い”の設置
このプロジェクトの特徴的な点は、自然の中に設けられた“問い”によって、学びの多様性が増すことです。問いを通じて、子どもたちは自発的に考え、探求心を育むことが求められます。これは、単なる知識の詰め込みではなく、自らの生活や興味に結びつける学びの重要性を示しています。
特に、体験会に参加した生徒たちは「普段の勉強とは違い、実際に身体を動かすことで理解が深まった」と口を揃え、自然の中での学びの特別感を感じ取っていました。
デジタル化の進化と教育の本質
現代社会では、知識を覚えるだけではなく、自ら考える力が求められています。このプロジェクトでは、子どもたちが五感を使いながら「もっと知りたい」「挑戦したい」と思える感覚を大切にしています。全教研とフォレストアドベンチャーは、今後も「机の上だけでない学び」をテーマに、教育の新たな形を提供していくことを宣言しました。
今後の展望
「森の学び」プロジェクトは、フォレストアドベンチャー・久山を皮切りに、将来的には全国のパークへと展開していく予定です。子どもたちが自然の中で遊びながら学ぶことができるうえに、親子でのコミュニケーションの機会も創出されることでしょう。
この新しい教育体験が、子どもたちの成長を促進し、彼らの未来に対する自信や希望を育むことが期待されています。
『遊びながら学ぶ』というこのプロジェクトの理念が、今後どう広がっていくのか、目が離せません。