東陽テクニカの新たな挑戦
株式会社東陽テクニカ(東京都中央区)は、モータ性能を評価するためのオールインワンシステム『TSB(Toyo Smart Bench)シリーズ』をリニューアルし、2026年1月21日から提供を開始します。この新しいシステムは、環境負荷低減を目指すモータ評価に特化しており、開発者のニーズに応じた機能の拡張を図っています。
リニューアルのポイント
向上した筐体サイズは、利用者が求める機能の拡張を容易にし、最大10,000rpm(1分あたりの回転数)を超えるモータの誘起電圧を測定できるオプションも追加されました。また、試験を行う際の安全性を高めるために、全体を覆うカバーと複数のロック機能を新たに設置しました。これにより、eモビリティや産業機器における環境負荷低減に寄与することを目的としています。
背景と市場の変化
近年、eモビリティ(電気自動車、プラグインハイブリッド車など)や産業機器の電動化が進んでいます。この流れに合わせて、モータの高効率化や高速回転化が求められており、開発現場ではこれまで以上に高性能の試験環境が必要とされています。特に、高効率なモータは消費電力の少なさや航続距離の伸びを実現します。
新しいTSBシリーズは、こうした需要の変化に応じて、デザインの刷新やオプション機能の追加を行い、将来のモータ開発を支えるための評価環境を提供しています。高回転における電気特性の把握は、制御の精度やシステムの信頼性向上に直結します。
安全性の強化
リニューアルによって追加された安全機能には、試験システム全体を保護するカバーが標準装備され、試験中の接触や飛散リスクを低減しています。また、インターロック機能と電磁ロック機能により、誤操作や不意の侵入を防ぐ設計にされています。これらの機能は、開発者が安心してモータのテストを行える環境を整えることに寄与しています。
展示会での紹介
東陽テクニカは、2026年1月21日から23日まで東京ビッグサイトで開催される「第18回オートモーティブワールド」に参加し、新しいTSBシリーズを紹介します。この展示会では、最新の技術情報を提供し、訪問者との交流を図る予定です。
詳細は東陽テクニカの公式ウェブサイトをご覧ください。
まとめ
東陽テクニカのリニューアルされたモータトルク試験システム『TSBシリーズ』は、環境負荷の低減と高効率なモータ評価のニーズに応えています。この取り組みによって、持続可能な未来に向けてさらなる可能性が広がるでしょう。モータの開発と評価が進む中、東陽テクニカは引き続き最前線での技術革新と持続可能性を追求します。