SBIレオスひふみ株式会社、CROSS FMへの出資で新たな挑戦へ

SBIレオスひふみ、CROSS FMへの出資を発表

SBIレオスひふみ株式会社が、福岡県北九州市に本社を置く株式会社CROSS FMへの出資を決定しました。この動きは、同社が目指す「金融包摂」の目的を実現するための一環として位置づけられています。

出資の背景と目的

SBIレオスひふみは、金融サービスの恩恵をすべての人々に届けることを使命とし、金融教育への取り組みを強化しています。特に、グループ会社のレオス・キャピタルワークスが運営するYouTubeチャンネル「お金のまなびば！」では、50万人以上の登録者を持ち、お金や投資の知識を楽しく提供しています。今後、さらに多くの人々にその情報を届けるためには、伝え方を工夫する必要があると考えています。

CROSS FMは、北九州と博多を中心に放送するラジオ局であり、堀江貴文氏と大出整氏が経営に参画して以降、既存のラジオ事業を超える新しい挑戦を行っています。この環境において、SBIレオスひふみは、CROSS FMとの協業を通じて、革新的な金融コミュニケーションの形を模索する方針です。

CROSS FMの活動と今後の展望

CROSS FMは「電波を使った大実験」をテーマに掲げ、新たなコンテンツ制作や放送スタイルを模索中です。これにより、リスナーに対してより魅力的な金融情報を提供し、投資の魅力を広める役割を果たすことを目指しているのです。

SBIレオスひふみが出資することで、CROSS FMは単なるラジオ局を超え、金融教育の一翼を担う存在として変貌する可能性があります。これによって、投資の世界に対する敷居が下がり、より多くの人々がファイナンシャル・リテラシーを身に付けることが期待されます。

今期業績への影響と今後の発信

なお、今回の出資によるSBIレオスひふみの今期業績に対する影響は軽微と見込まれています。ただし、もし業績への重大な影響が確認された場合には、速やかにお知らせすることが義務付けられています。

今後、SBIレオスひふみとCROSS FMが協力することで、投資の魅力をより広く届ける新たな試みが進められるでしょう。これによって、金融教育の普及とともに、地域のラジオ局としての役割も強化されることが期待されています。