シント・トロイデンと桐本テクノが新たなスポンサー契約を締結
ベルギーのサッカークラブ、シント・トロイデンVV(以下、STVV)は、岡山県岡山市に本社を置く株式会社桐本テクノとのコーポレートスポンサー契約を締結したことを発表しました。この契約は2025-2026シーズンまでの延長を意味し、桐本テクノにとっては2022-2023シーズンから続く4シーズン目となります。
スポンサー契約の背景
シント・トロイデンは、日本人選手や指導者、スタッフが欧州や世界への挑戦を支えていくとともに、日本とベルギーの関係を結ぶ架け橋としての役割を果たすビジョンを持っています。この理念に共鳴した桐本テクノとの契約が実現しました。
桐本テクノは医療機器や半導体、環境・エネルギー関連の部品を手がける企業で、特に社会インフラを支える装置・部品の製造に力を入れています。また、子どもたちの支援を行う子会社を持ち、地域社会にも貢献する活動を展開しています。同社のグループスローガン「きみと ここから つぎの未来へ」は、STVVの理念「ここから、世界へ」と深く繋がり合い、相乗効果を生むことが期待されています。
株式会社桐本テクノのコメント
桐本規義代表は、「シント・トロイデンとのパートナーシップを結ぶことができ、関係者に感謝の意を表します。私たちの企業使命は、次世代への挑戦を支えること。この契約を通じて、STVVと共に成長し、挑戦を続けていきたい」と語っています。このコメントからも、両者の協力がどれほど重要であるかが伺えます。
シント・トロイデンVVについて
シント・トロイデンは1924年に設立され、ベルギーのプロリーグ1部に所属するサッカークラブで、近年は日本人選手の活躍が注目されています。2017年に合同会社DMM.comが経営権を取得し、その後、元FC東京GMの立石敬之氏がCEOに就任しています。クラブは、チーム強化やアカデミーの充実など、5つの柱を掲げて成長を目指しています。
加盟選手には、伊藤涼太郎選手や山本理仁選手など、日本のサッカー界で活躍している選手たちが名を連ねており、サポーターからの期待も高まっています。2024-25シーズンは、勝ち点31で14位の成績を収め、プレーオフ3の結果としても1位で終了しました。
これからの展望
シント・トロイデンと桐本テクノのパートナーシップは、単なるスポンサー契約に留まらず、両者の強みを生かし合うことが期待されています。日本のサッカー界から世界への挑戦、そして地域への貢献という2つの側面が交わることで、より大きなシナジーが生まれることでしょう。これからの両者の取り組みから目が離せません。今後のシーズンにおける活躍に期待が高まります。