舟越桂版画展図録の発売と会期延長についてのお知らせ

舟越桂版画展図録の発売と展覧会の延長について

京都のギャラリー白川では、2024年8月から半年間にわたって舟越桂版画追悼展を開催します。この展覧会の図録が2024年12月15日、ついに発売されることになりました。今回の図録は、舟越桂の版画作品60点をフルカラーで収めた貴重な一冊です。

表紙の作品

図録の表紙には、舟越桂の代表作「青い頭巾」（2017年）が使用されています。この作品は銅版画で、メゾチント、ドライポイント、アクアチントの手法を融合させた作品は、見る者を引き込む美しさを誇ります。サイズは69.5×53cmで、エディションは25部と限られています。

会期と販売情報

図録の発売を記念して、舟越桂版画追悼展の会期を12月22日（日）まで延長します。これにより、舟越の多彩な版画の世界をより多くの人々に楽しんでもらうことが可能になります。

この展覧会では、彫刻で知られる舟越桂がどのように版画へと挑んできたかを知ることができる貴重な機会です。展示される作品は、全60点で、舟越の卓越したデッサン力が表現された版画の世界が広がっています。作品は年代順に整理され、さまざまな技法にあふれた舟越桂の全貌が感じられる内容です。

また、この図録には舟越桂が使用した版画技法や、作品についての詳細な解説も含まれています。これにより、見て楽しむだけでなく、学びも得られるため、追悼展が終わった後でも舟越の版画を楽しむことができます。