日本最大のボードゲーム選手権「2026カタン日本選手権」の詳細発表

日本最大のボードゲーム選手権「2026カタン日本選手権」

日本国内で最も注目されるボードゲームイベント、明らかに進化し続けています。来年2026年4月に開催予定の「カタン日本選手権」は、全国8つの会場で行われることが発表されました。万…

今回の開催は第12回目を迎え、特に注目すべきは、東北地区の盛岡での新たな会場の追加です。これは、ボードゲームファンにとって朗報であり、全国からの参加が期待されています。チケット販売は2025年11月29日（土）の12時から開始されるので、早めに予定を立てることをお勧めします。

前回の2025年大会では参加者の51％が新規の選手であり、幅広いプレイヤー層が魅力を感じていることが証明されました。今年はさらなる拡大が期待され、全国で累計1,400人以上が参加する見込みです。これにより、日本におけるボードゲーム市場の成長を強く後押ししています。

大会の概要

カタン日本選手権は全国各地で地区大会を開催し、優勝者が東京でのファイナルに進むシステムです。勝利者は、2027年に予定されているカタンの世界選手権へ日本代表として派遣されます。この選手権では、ただゲームを楽しむだけでなく、個々の戦略や交渉力が試され、プレイヤー同士のコミュニケーションが深まる場でもあります。

特に、カタンはそのゲームシステムの完成度が高く、初心者から熟練者まで楽しめる内容になっています。プレイヤーは陣取り合戦を通して、土地の資源を活用しながら建物を建て、ポイントを競います。将棋や囲碁のように先を読んだり、交渉を行ったりする要素も含まれており、毎回新しい発見があるのもこのゲームの魅力です。

学びとしてのカタン

カタンはただの遊びではありません。近年では教育現場でも交渉やコミュニケーションスキルを学ぶためのツールとして活用されています。ボードゲームの特性を生かし、仲間との協力や対話を通じて実座での学びを促す取り組みが増えています。このように、カタンは多くの人々にとっての学びの場としても新たな可能性を持っています。

2026年大会の開催日程

- 中部地区大会: 4月12日（日）120名、ウインクあいち
- 北陸地区大会: 4月19日（日）100名、ITビジネスプラザ武蔵
- 東北地区大会: 5月31日（日）100名、盛岡・岩手県産業会館
- 関西地区大会: 6月14日（日）250名、難波御堂筋ホール
- 九州地区大会: 6月21日（日）120名、天神クリスタルビル
- 北海道地区大会: 7月5日（日）80名、かでる2・7
- 中四国地区大会: 7月5日（日）80名、岡山国際交流センター
- 関東地区大会: 7月19日（日）600名、都立産業貿易センター・浜松町館
- 決勝戦: 8月2日（日）、東京

カタンオープンとSDGsへの取り組み

カタン日本選手権に連動して開催される「カタンオープン」も注目です。このイベントは、選手権に出場するには至らないが、多様な人々と遊びたいというプレイヤーたちに、自由に参加できる場を提供します。特に初心者向けの機会となるため、気軽に参加しやすい環境を整えています。

さらに、カタン日本選手権の理念のひとつとして、SDGs目標の達成を目指した取り組みも行っています。すべての人が平等にゲームを楽しむことができる場を提供することで、様々な背景を持つ人々が一堂に会し、交流を深める機会を創出しています。