リンクとサーバーワークスの共同提携によるクレジットカードセキュリティ対策の強化
近年、キャッシュレス決済の浸透とともにデジタル化が進み、クレジットカード情報の取り扱いがますます重要性を増しています。このような流れの中、株式会社リンクとサーバーワークスは業務提携を強化し、クレジットカード・セキュリティ対策をさらに推進します。*
業務提携の必要性
2023年には、特にAWS環境において、PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)準拠の需要が急増しています。これは、企業がクレジットカード情報を安全に取り扱うために必要不可欠な規格です。これまでのオンプレミス環境からクラウド環境への移行が進む中で、PCI DSS準拠を達成するための高度な専門知識や技術力が求められています。クラウド技術とクレジットカード・セキュリティの双方に精通した専門パートナーへのニーズも高まっています。
そこで、サーバーワークスはAWS専門のクラウドインテグレーターとしての実績を活かし、リンクは自身のPCI DSS準拠クラウドサービス「PCI DSS Ready Cloud」を提供します。この提携によって、両社はキャッシュレス決済サービスを展開する企業のPCI DSS準拠を全面的に支援します。
「PCI DSSオールインワンパッケージ」の提供
業務提携により、両社は包括的なトータルサービス「PCI DSSオールインワンパッケージ」を提供します。このパッケージは、AWS環境でのクレジットカード・セキュリティ対策とPCI DSS準拠クラウドサービスを組み合わせたもので、企業のニーズに応じた多様なサービスを提供します。
提供されるサービスの概要
1.
クレジットカード・セキュリティ相談窓口:
専門家がクレジットカード情報の脆弱性対策や不正利用防止策についてアドバイスを提供。
2.
PCI DSS準拠支援コンサルティング:
対象範囲の策定やギャップ分析、必要なツールやサービスの選定を支援。
3.
PCI DSS対応ガバナンスプランの提供:
ランディングゾーンを初めから設定した状態で提供。
4.
内製化支援サービス:
顧客が自らAWS環境でPCI DSSの構築を行う際の技術サポート。
5.
マネージドモデル:
クラウドで提供されるセキュリティコンポーネントとそれに伴うコスト削減。
6.
運用サービス:
AWS環境の24時間365日監視を行い、毎年のPCI DSS監査にも対応。
7.
セキュリティ監視サービス:
専用のセキュリティオペレーションセンターによる監視を提供。
ウェビナーの開催
また、両社は共同でウェビナーを開催します。そこのゼミでは、PCI DSS準拠の最新動向や、オンプレミスからAWS環境への移行についての具体的なヒントが提供されます。日時は2025年11月27日で、事前申し込みが必要です。
ウェビナーの詳細
- - テーマ: AWSで攻める!PCI DSS準拠の最新動向
- - 開催日時: 2025年11月27日(木)14:00〜15:00
この機会に、最新のクレジットカードセキュリティ対策について学び、実業に活かすことができるでしょう。
企業紹介
株式会社リンクは、「at+link」と「リンク・ベアメタルクラウド」など、様々なホスティングサービスを手掛ける企業です。また、自然放牧酪農場「なかほら牧場」を運営し、食品事業にも進出しています。
株式会社サーバーワークスは、AWS環境でのクラウド導入から最適化まで対応しているクラウドインテグレーターであり、数多くのプロジェクト実績を誇ります。
この業務提携により、両社はより強固なセキュリティ環境を顧客に提供し、成長を続けていくことを目指しています。