キム・ミョンス INFINITE ナンバーズ

BS日テレにて7月3日（水）深夜1時より放送が開始された話題の韓国ドラマ「ナンバーズ－ビルの森の監視者たち－」。本作は、キム・ミョンス（INFINITE/エル）演じるチャン・ホウが、自らを育ててくれた父親を自殺に追いやった会計法人に復讐するため、高卒ながら初の会計士となり、事件の真相に迫るヒューマンドラマです。

ホウは、幼い頃に建設現場で保護され、ヘビッ建設のチャン社長に実の息子のように育てられました。しかし、高校生になったホウは、建設現場へ視察に来た会計士たちの不穏な話を耳にし、チャン社長にそのことを伝えますが、まともに取り合ってもらえませんでした。その後、ヘビッ建設は倒産し、信じられないホウにテイル会計法人のハン・スンジョが清算決定書を突きつけます。さらに、育ての親であるチャン社長は自ら命を絶ってしまうのです。

真相を確かめるため会計事務所を回るホウですが、相手がテイル会計法人と知ると、どこも手を貸してくれません。そこで彼は、自分自身が会計士となり真相を突き止めると決心し、テイル会計法人初の高卒会計士として入社します。復讐を誓うホウは、組織的な腐敗や不正を暴いていくのですが…。

本作は、復讐劇という枠組みの中に、会計士という職業を通して社会の闇や不正を描き出す、社会派ドラマでもあります。キム・ミョンス（INFINITE/エル）は、会計士という難しい役柄を見事に演じ、高い演技力を見せつけています。

また、ミョンスと協力しストーリーを盛り上げるのは、チェ・ジニョク（「哲仁王后～俺がクイーン！？～」）、そしてミョンスとの敵対関係を務めるのが同じINFINITEのイ・ソンヨル（「憎くても愛してる」）、さらにミョンスの指導役として、のちにロマンスへと発展する相手役を熱演するのが元MOMOLANDのヨンウ（「ダリとカムジャタン」）となっており、華やかな俳優陣が作品を彩っています。

復讐劇と社会派ドラマが融合した「ナンバーズ－ビルの森の監視者たち－」。キム・ミョンス（INFINITE/エル）の演技にも注目しながら、ぜひご覧ください。