お買い物アプリ「カウシェ」の新しい展開とKAUCHE AWARD 2024
2025年5月30日、株式会社カウシェが「カウシェ」に出店するパートナー事業者への表彰イベント「KAUCHE AWARD 2024」の受賞者を発表しました。これは、カウシェの歴史と未来のビジョンを共有し、共にEC市場の新しい可能性を切り開くための重要な機会となりました。
カウシェの成長の軌跡
「カウシェ」は2020年にスタートし、「誰かと一緒に買い物を楽しむ」という新しい体験を提案してきました。特に食品や日用品など、需要の高いアイテムに焦点を当て、共同購入ではなく「シェア買い」という独自のスタイルを打ち出し、これまでに150万回以上のダウンロードを記録しました。
しかし、2023年9月、新たな転機を迎えました。シェア買いモデルは、中国市場では成功を収めていたものの、日本では文化的不適合さから拡張性に限界があることが分かりました。この結果、カウシェは「シェア買い」を廃止し、従来までの「買い物の瞬間」にとどまらず、「買い物の前後」にも楽しさを見出す体験へと進化させることになりました。顧客が日常の中で気軽に楽しむことのできるそして、何度でも訪れたくなるプラットフォームを目指します。
新しい体験を提供するカウシェ
アプリ内のデジタル農園ゲーム「カウシェファーム」は、育てた作物が実際の商品として届く体験を提供し、購入後の楽しみを増しています。ユーザー同士の体験を共有できる「みんなの投稿」や、AIを活用して個別のニーズに応じた商品を提案する「レコメンド機能」など、多彩な機能がユーザーの購買体験を豊かにしています。
結果として、カウシェの1日の平均滞在時間は約30分に達し、約9割のユーザーが検索なしで商品を発見・購入するようになりました。これにより、「非目的型ショッピング」という新たな市場が形成されています。また、前年同月比で売上が16倍、GMVは9倍に成長するなど、急速にマーケットを拡大中です。
将来のビジョンと変革
日本のECモールが抱える問題である高い広告費用や複雑な運営を、カウシェは変革しようとしています。商品力を正しく評価し、広告に依存しない新しいEC体験を実現するため、商品のスコアリングにより表示頻度を最適化します。今後は商品ごとに最適化された価格提案や商品ページのクリエイティブ生成なども計画しています。この進化により、ユーザーはよりスムーズに商品を購入できる環境が整います。
KAUCHE AWARD 2024の詳細
「KAUCHE AWARD 2024」では、出店する事業者の中から売上や顧客評価、リピート率といった観点で優秀な企業を表彰しました。受賞企業は総合大賞や部門別に分かれ、特に優れた成果を上げた事業者が評価されています。このイベントは、全てのパートナーと共に成長を目指すカウシェの姿勢を象徴するものでしょう。
カウシェのミッションとアプリ概要
「日常に楽しさを」というミッションの下、カウシェはお買い物を通じて新しい体験を提供しています。カウシェファームやみんなの投稿機能を活用して、ユーザーにお得な価格で商品を提供しながら、コミュニケーションを楽しめるショッピング体験を実現しています。
今後も「カウシェ」は、日常の中に「楽しさ」と「新しい出会い」を提供し続けていきます。